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龍谷大学

HOPE!~龍大生なう。~ vol.7 中井さつきさん

Introduction

自らもトランペット奏者としてライブに出演する中井さつきさん。楽しんで演奏することがモットーのジャズ研究会で、中井さん自身のジャズを演奏する楽しみ、そしてジャズ研究会みんなの楽しみのために会長としてどのような意識を持って取組んでいるのか語っていただきました!

『楽しむ』ために会長ができること

「親しみやすくて、ノリやすいので、自然と楽しめるのがジャズの魅力ですね」。ジャズ好きの父の影響で小さいころからジャズに親しんでいたという中井さん。大学生になった時、「ジャズを聴くだけでなく、今度は演奏する側になりたい!」と一念発起し、楽器は未経験ながらもジャズ研究会に入会。先輩から教わりながらトランペットの腕を磨いていきます。「練習中、アドバイスひとつで演奏が変わる時があるんです。その時はすごい……やればできるんだ、と思いますね」。また、自分で演奏するようになって、合奏の楽しさにも目覚めました。「一体感や、曲が完成していく過程も楽しいですし、本番でMCに茶々を入れたりしながらワイワイと演奏するのも楽しいです」と目を輝かせて語ってくれました。もちろん、時には練習がきついと感じたり、うまく演奏できないことで悩んだりしたこともあったそうです。しかし、ジャズ研究会のモットーは『みんなで楽しく』。仲間で一緒に練習したり、合奏を楽しんだりすることを通して、さまざまな困難を乗り越え、最終的には「楽しかった」と感じられるよう活動を続けてきたそうです。

そんな中井さんが会長に就任したのは去年12月のこと。「大変なことになったなと思いました」と中井さん。就任直後に頭をよぎったのは、「会計には会計の仕事、事務には事務の仕事と具体的な仕事があるけど、会長の仕事って、会長って何のためにいるんだろう?」という疑問でした。

もともと人と話すことが好きだったという中井さんは、会長になる前に担当していた合宿係や渉外係などで分からないことがあった時、積極的に先輩に聞きに行っていたそうです。たくさん人と話し、コミュニケーションをとることで「人の気持ちが少しだけ分かるようになった」と中井さん。この経験が会長になってからの大きなヒントにつながったのです。

「話してみないとその人が実際に何を考えているか分からない。困っていそうな人がいるなら話を聞いてみればいい」。それが中井さんの導き出した結論でした。それからの中井さんは、自分から質問や意見ができず一人で悩んでいる人がいないよう、積極的に話しかけフォローに回ったり、会長としての責任を持って行動するようになりました。また、過去に情報の伝達不足で失敗した経験を生かし「伝えたい内容を分かりやすく全体に伝える」ということも大切にしているそうです。

12月にはアバンティ響都ホールで演奏をおこなうジャズ研究会。楽しむことをモットーにするその演奏は、会場に訪れた人たちをきっと楽しませてくれる演奏になるでしょう。今後のジャズ研究会の活躍に期待です!

龍谷大学ジャズ研究会のofficial blogはこちらから!


【取材】
馬木浩之(社会学部1年)、木下紗由里(経済学部1年)、長野聡司(社会学部1年)
【記事】
長野聡司(社会学部1年)

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