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龍谷大学

HOPE!~龍大生なう。~ vol.22 東野 百花さん

Introduction

今回取材したのはBroadway musical(通称:B.W.)所属の東野百花さん(文学部4年生)。B.W.は年に一度の公演に向けて、日々練習に取り組んでおり、今回は何と学生広報スタッフがその公演に行ってきました!公演では、学生が生み出す無限のエナジーと壮大なステージに本当に感動しました。そのステージを創り上げた東野さんから、ミュージカルに対する熱い想い、B.W.の成り立ちなどを伺いました!

――きっかけはジョン・ゴーマン先生の一言 B.W.創立のきっかけは英語の授業担任であったジョン・ゴーマン先生から「みんなでミュージカルをしたい」という声からだった。最初は英語好きな12名が集まりスタート。でも、その活動が楽しくて、すぐに本格的なサークルとして活動するようになったという。また、B.W.の特徴は公演時のセリフが全て英語であるということ。これは先生の「日本の学生が英語で役を演じる」というこだわりから。でも、発音・音響・発声等の仕方は先生の独学。何と先生もメンバーもミュージカルの初心者から、このサークルは始まっているのだ。

――「ウィキッド」が好き 東野さんは小学校の時に演劇部で「オズの魔法使い」を演じており、そこから「オズの魔法使い」の前段・裏話としても有名な「ウィキッド」を公演することが憧れに。「ウィキッドをやりたい!」という想いはB.W.創設時から東野さんの胸の内にあり続け、2014年、東野さんの最後の舞台でその公演が決まったという。でも、憧れの舞台である「ウィキッド」公演に向けての準備は容易ではなく、卒論に取組みながらの役の練習、手作りの衣装・大道具作り、それに音響・照明全てを手掛けた。全体をまとめることも簡単ではなく、メンバー全体の調和が欠かせないアンサンブルの完成には時間がかかったそうだ。けれども、様々なことに精一杯取組み、公演をおこなった後の達成感は本当に大きかったという。

――自分を変えた出会い 明るく前向きに行動をする東野さん。しかし、過去では物事をネガティブに考えがちだったそうだ。そんな東野さんを変えるきっかけとなったのが高校の友人との出会いだ。その友人は前向きな性格の持ち主でその影響を受けた東野さんは徐々に考え方が前向きなものに変わっていったという。今では思いついたらすぐに行動しフットワークを軽くするように心がけているという。東野さんは「この友人に出会わなければ今の自分はない、まさに自分を変える出会いだった」と語ってくれた。

――B.W.の今後 いつも和気藹々としていて家族みたいな存在であるというB.W。しかしメンバーの目標は様々で楽しく演技をしたい人もいれば、人が感想する最高の演技を目指す人もいる。気持ちのすれ違いが生じる時もあるが、公演を終えると、達成感で皆の気持ちが一つになり、それが次へと向かう原動力になるそうだ。「後輩たちには今まで作り上げてきたフランクな雰囲気を残しつつ、熱い思いを持って最後までやり遂げてほしい。また公演を通して感じたことを周りに伝えていってほしい」と東野さんは語ってくれた。

――全てに意味があった B.W.に至るまで演劇、吹奏楽、軽音楽、ダンスそれにピアノと様々な経験を重ねてきた東野さんだが、これら全てはミュージカルをする上で何一つ無駄ではなかったという。全てはひとつながりでミュージカルへ踏み出す過程でもあった。また、以前得たことをB.W.で生かせたように今度はB.W.で得た熱い気持ちを今後も持ち続け、モットーである「Rent」でのセリフNO DAY BUT TODAY(今日この瞬間の一日を一生懸命生きよう)を大切にしていきたいという。今後の東野さんのご活躍を期待しています!

――最後に B.W.を結成するまでに、演劇、吹奏楽、軽音楽、ダンスそれにピアノと様々な経験を重ねてきた東野さん。でも、ミュージカルをする上でこれらは何一つ無駄ではなかったという。今後は、B.W.で得た熱い気持ちを持ち続け、東野さんのモットーである「NO DAY BUT TODAY(今日この瞬間の一日を一生懸命生きよう)」を大切にしていきたいと語ってくれた。

何もない所からB.W.を創設し、多くの人を感動させるサークルへ築き上げた東野さん。明るく前向きな東野さんと、その東野さんと共に成長し続けたB.W.の今後に期待です!


【取材】
馬木浩之(社会学部 2年)、酒井佑捺(法学部 1年)
【記事】
酒井佑捺(法学部 1年)

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