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龍谷大学

HOPE!~龍大生なう。~ vol.37 田所侑希子さん 阪野将さん

Introduction

昨夏、浴衣ではんなりとしたひと時を龍谷大学にもたらした龍大浴衣デー。今月はこのイベントの企画者、田所侑希子さん(法学部3年)、阪野将さん(文学部3年)にお話を伺いました。2人が語る昨年の舞台裏と浴衣デーに込められた想いとは…?

浴衣で授業を受けた後、日本三大祭の一つである祇園祭へ…。
 昨年深草キャンパスに、夏らしく、かつ古都の雰囲気を纏った風景を創り出した「龍大浴衣デー」。

今年もこのイベントが7月14日に帰って来ます!そこで今回は、浴衣デー企画者の田所侑希子さん(法学部3年)と阪野将さん(文学部3年)に第1回目となった昨年の様子と今年の意気込みを伺いました。

―浴衣デーをやろうと思ったきっかけを教えてください。

元々、大学で何かしてみたいって気持ちが根底にあったんです。自分はこんな能力があって、こんなことができるんやって試す機会が欲しくて。
そんな時、他大学で浴衣デーを行っていることを知って、龍大でもできるやん、と思ったんです。普段の大学生活にみんなが楽しめる非日常的な一コマを作ってみたくなったし、それにせっかく京都の大学に来ているのだから、京都っぽいことしたら面白そうだなって。

“広がる人の縁”

―広報活動はどのような手法を用いましたか?

まずはTwitterのアカウントを作ったところからスタートしました。本番までの日数も短かったので、ポスターよりはTwitterメインの方が良いかなと思ったんです。
そしてひたすらTwitterで広報をしているうちに、大学生協さんから、「何かお手伝いできることはありませんか?」と言っていただいて。それで、手作りのポスターを貼らせていただいたり、浴衣販売のブースの設置や浴衣を着てきた学生さんへのアイスの割引特典など、一緒になって浴衣デーを盛り上げていただくことになったんです。

他にも地域の店舗から浴衣を着た学生さん向けのサービスを提供していただいたり、法学部を巻き込みたいと考えて法学部の先生に相談したらたくさん話を聞いていただいたりと、大人の方からの力添えが非常に心強く、今でも感謝しています。
また、イヤーブック作成委員会さんからもTwitterをきっかけに声をかけていただいて、当日の写真撮影や、チェキを使ったスナップ写真を撮っていただきました。

―去年の浴衣デー当日の様子を教えてください。

自分たちも声をかけて人を集めましたが、Twitterを見て参加してくださった方や短大生の思い出作りの場としても活用していただいたりと、思った以上に浴衣を着てきてくれる人がいて嬉しかったです。

全員で何かをする企画は用意していなかったんですけど、昼休みに浴衣を着て通学してくれた学生さんを集めて記念撮影は撮りました。集まってみると、知らない人同士でも会話が弾むんですよね。「その浴衣かわいい~」とか、「浴衣男子かっこいー」とか、浴衣に対するコメントから話が弾んでいって、楽しそうな様子で、夢のような光景でした。
祇園祭の宵宮の日と浴衣デーを一緒にしたので、授業が終わってお祭りの方に行きたい人は、そのままお祭りの方に行ってました。

浴衣デーが終わった後は、「素敵な時間をありがとうございました」と反響も頂き、みんなの笑顔が見れて本当に良かったです。

“浴衣から始まる出会いがある、かも”

―浴衣デーの魅力を教えてください。

浴衣美人。やっぱり風情があっていいですよね(笑)男子も、狐のお面やハットとかで自分なりのアレンジをする人もたくさんいるんですよ。スーツ3割増しならぬ、浴衣3割増し、と言いますか…(笑)冗談じゃなく、浴衣姿の人ってみんな素敵だなって思います。

そして、そんな素敵な浴衣姿の人がキャンパス内に1人いるだけでも目立つのに、去年のように70人もいれば、何のお祭りだろう?と興味を持ってくれる人たちがいてくれて…。ちょっと普段とは違った雰囲気で学生生活を楽しめる、そんな非日常的なところが魅力です。

―今後の目標は何ですか?

今年の浴衣デーの目標としては、参加者100人を目指してイベントを成功させたいです!去年は参加者の方が自主的に来てくれるという形だったのですが、今年は広報を頑張って知名度を上げて、多くの学生さんを巻き込んでいきたいです。また、4月から深草キャンパスに国際学部もできたので、留学生の方にも参加しやすい工夫をして、もっと規模の大きいイベントにしたいです。

今後の展望としては、自分たちが浴衣デーを行うことによって、やりたいことを形にできる人が増えていったらいいな、と思っています。だから自分たちが卒業した後に、楽しかったから浴衣デーまたやりたいって行動してくれる人がいるならそれもいいですし、浴衣デーがなくなっても別な形で龍大生を笑顔にしてくれるような活動や、自分がやってみたいことを挑戦できる環境があればいいなって思ってます。たとえば、ハローウィンとか、フラッシュモブとか…。

自分たちが小さなことから行動して起爆剤となることで、自分の殻を破り、大学で新たなことに挑戦する人がたくさん現れてくれたら、と思います。

―最後に、7月14日に向けてコメントをお願いします。

浴衣姿で大学に来るって、最初は人の目があって恥ずかしい、と思う人もいると思います。でも、浴衣デーが京都の大学ならではの学生時代の楽しい思い出作りの場となってほしいですし、去年の様子から、普段話す人以外との会話も楽しめるはずなので、新たな出会いがあるかもしれません。

恥ずかしがらずに浴衣を着て来てください!お待ちしています!


【取材】
鈴木夏実(法学部3年)、山本孝美(文学部3年)、高松宏至(文学部2年)、石川沙希(社会学部2年)
【記事】
石川沙希(社会学部2年)

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