発行・編集
学生広報スタッフ
「倶楽部りゅうこく通信」編集部
ご意見・ご感想・お問い合わせ
  • メールマガジン登録

龍谷大学

HOPE! 龍大生なう。 vol.54 衣川 幸汰さん

Introduction

アルティメットというスポーツをご存知ですか?
今回は龍谷大学のアルティメットサークルに所属し、U-19(19歳以下)日本代表に選出された衣川幸汰(理工学部2年)さんにお話を伺いました。アルティメットという競技について、そして日本代表としてアルティメットで世界と戦ってきたお話を伺いました。

―アルティメットというスポーツについて教えてください。

アルティメットは、フリスビーを使用したアメリカンフットボールとバスケットボールを合わせたようなスポーツです。

アメフトのように攻守に分かれ、攻撃チームが敵陣地までフリスビーを持っていけたら点数が入ります。バスケのように身体接触は原則禁止で、フリスビーをパスで回しながらゴールへ運びます。途中でフリスビーを取られたら攻守交替というのが基本ルールです。

アルティメットの特徴的な部分はフリスビーを持って走ることができないことや、男女混合で競技できることです。アルティメットの世界大会では男女混合の部門もあります。

―アルティメットの語源を教えてください。

「飛ぶ・投げる・走る」の3要素を兼ね備えたスポーツ=究極という理由からアルティメットと名付けられたと言われています。

―アルティメットの魅力を教えてください。

フリスビーを敵陣地に運ぶという単純明快なルールの中にある奥の深さです。

どう攻めるか、どう守るか、自分たちで戦略を組み立てて(チームで)戦うことがとても楽しいですし、フリスビーの投げ方やフィールド内での動き方も非常に重要になってくるので、競技をすればするほど夢中になります。

―龍谷大学アルティメットサークルについて教えてください。

2004年に創部し、部員数は現在54名。男子約36名、女子が約18名で活動しています。瀬田キャンパスを中心に毎週月曜、金曜の2回、主に試合形式で練習しています。新人大会、関西地区大会、全国大会など年に4回ほど大会が行われます。

それとは別に2ヶ月に1回、関西の大学のアルティメットサークルが集結する大会が大阪の舞洲で行われます。

―衣川さんはU-19の日本代表に選出され世界で活躍したと聞きますが、どのように日本代表に選ばれたのですか?

選考会に任意で出場します。そこで審査員の前で競技を行い、日本代表となれるかが決まります。U-19なので、19歳以下しか出場できません。20歳以上になると、出場できるのはU-24になります。

―世界で戦ってみて、日本で戦うこととの違いはありましたか?

日本人は身長が高くないので、身長の高い国とはやはり戦いづらいです。今年はイタリアに負け、世界順位30か国中6位でした。しかし、身長が高い相手にも戦略を立てることによって戦えるようになります。

メンバー内の衝突もありましたが、全国から集まった方々と共に戦うことは非常に新鮮で楽しい経験になりました。

―今後の目標を教えてください。

U-24に入る事が次の目標です。U-19は19歳以下の為、大学からアルティメットを始めたばかりの初心者から選出されますが、U-24では社会人も混ざり、アルティメット経験の豊富な人達と競い合います。その中でU-24に選ばれることが次の目標です。

チームとしては、関西地区で勝利し、全国大会へ出場することが目標です。


【取材・記事】
高橋 正道(文学部1年)

このページのトップへ戻る