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龍谷大学

HOPE! 龍大生なう。 vol.55 岡村 一路さん

Introduction

2016年5月より、お昼休みに和顔館で定期的に行われているフランス語自主勉強会。その主催者であり、フランスへの留学経験を持つ岡村一路さん(国際文化学部3年)に、勉強会の様子についてお聞きしました。

―フランス語自主勉強会を始めた理由を教えてください。

留学で得た知識を、他の学生にも伝えたいと思っていました。留学から帰国した学生による英語の学習会は行われていましたが、英語以外の言語の勉強会はなかったので、企画したらユニークで面白いと思い始めました。

―留学にはどのくらい行かれていたのですか?また、フランス語はいつから勉強されているのですか?

フランスへは、2015年9月末~翌年の2月初旬まで約4ヵ月間留学していました。パリから列車で2時間程の世界遺産があり趣深い、フランス西部にあるロワール地方アンジェの大学に私費で留学に行きました。フランス語は、大学に入ってから第2言語として勉強を始めたので、留学当初は聞き取れないことも多かったです。また、もともと内気な性格だったので、話しかけて意味が通じなかったらどうしようなどと不安に思ってしまい、フランス語で話しかけることに戸惑っていた時期もありました。しかし、フランス人や他の国から来た留学生が気さくに話しかけてくれたり、こちらの言いたいことが伝わらない時は何度も聞いてくれてくれるという経験をするうち、間違ってもよい、話しかけていくことが大切だと思うようになりました。気付けば、人に話しかけることに抵抗がなくなり、またフランス語の聞き取りにも慣れ、たくさんの友達ができました。今でも、彼らとは連絡を取り合っています。

フランスの学生は、アルバイトもするけれど、部活や勉強など、様々なことに熱心に取り組んでいました。また、彼らは時間の使い方もうまく遊び上手で、スケジュールをうまく調節していました。そんな彼ら・彼女らを見て、時間の有意義な使い方を考えるようになりました。

勉強会の時間をお昼休みに設定しているのも、授業と授業との隙間時間を有効に使えたら良いなと考えたからです。

―勉強会では、普段どのような勉強をされているのですか?また、どのような雰囲気なのでしょうか。

現在、勉強会では、僕とフランス人留学生が教える側となり、フランスの文化を勉強しフランス語で紹介するということを行っています。勉強会に参加している人数は5人程で、学部も国際文化学部のみならず、政策学部や文学部などの学生もおり、中には、大学の授業でフランス語を選択していない学生もいます。勉強会は楽しく、フランス語やフランス文化を学ぶことを目的とし、わきあいあいとした雰囲気の中で行っています。今年度前期の終わりには、フランス語の歌をみんなで歌ったりもしたんですよ。

―勉強会および岡村さんの今後の目標及び課題について教えてください。

まずは、僕の語学力をもっと上げていきたいです。語学力を上げることで教えられることが増えると思います。今、フランス語検定(APEF)の準2級を持っているのですが、2級合格を目指しています。僕はこの勉強会の他にも、吹奏楽部に所属しているのですが、この時期は毎週演奏会があり練習も多いですが、それでも移動時間など隙間の時間を活用し毎日勉強するようにしています。

また、後期からは勉強会で文化を紹介する際に実物を持ってくることを考えています。クレープはフランス発祥なので勉強会にクレープを持ってくることを考えています(笑)実物を見ることでもっとフランスに興味を持つことができるのではないかと思っています。

フランス語自主勉強会は、後期からの参加もでき、フランス語未選択者も参加できます。
 また、岡村さんが始めたフランス語自主勉強会に影響を受け、コリア語など他言語の勉強会も今は開催されています。詳しくは、和顔館1階国際学部留学サポートデスクまでお問合せください。


【取材・記事】
岡澤 友香(文学部3年)

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