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龍谷大学

HOPE! 龍大生なう。 vol.63 西木遼さん、浅川知慶さん

Introduction

政策学部ってどんなことを勉強するのでしょうか。今回は、政策学部のイベントスタッフの西木遼さん(政策学部2年・大阪府立香里丘高校出身)と浅川知慶さん(政策学部2年・大阪府立阿倍野高校出身)に、活動内容や政策学部の魅力、今後の目標についてお伺いしました。

―まずは政策学部について教えてください

法学部なら法律、経済学部ならミクロ経済やマクロ経済を学びますが、政策は法律学、経済学、経営学、国際学を学び、それらを重ね合わせ、未来をデザインする学部です。問題を見つけ、解決策をみんなで考えていきます。

―イベントスタッフの活動内容について教えてください

政策学部の魅力を高校生に伝える活動をしています。政策学部の1・2年生で構成されていて、2年生は秋のオープンキャンパスが終わったら引退することになっています。具体的にはオープンキャンパスなどに来てくれた受験生に政策学部について説明したり、政策に関する講演会を開催しています。オープンキャンパスでは学生による学部紹介、模擬講義を実施しています。また、トークカフェという政策学部の在学生に質疑応答ができるブースを設けています。イベントスタッフには3つの課があり、オープンキャンパス課はオープンキャンパスで来場された方に学部紹介をしています。広報課はSNSやWebサイトで情報発信をするのが仕事で、企画課は模擬講義に呼ぶ先生を決めたり、龍谷祭の出し物を決めたりしています。また、他の課が考えた企画は企画課に見せないといけない決まりになっています。どの課がえらいということはなく、みんな団結して頑張っています。

―なぜこのイベントスタッフに入ったのかを教えてください

西木遼さん:受験生の時、オープンキャンパスで政策学部のイベントスタッフに政策学部の魅力を教えてもらいました。実際に政策学部に入ってみて、学生生活はとても充実しています。自分が先輩達にしてもらったように、私も受験生に政策学部の魅力を伝えたいと思っています。

浅川知慶さん:最初は経済学部や経営学部に入ろうと思っていたのですが、オープンキャンパスの際に、政策学部のイベントスタッフの先輩たちの話を聞いて、政策学部の魅力を知り入学を決めました。ですので、自分が政策学部に入るきっかけをくれたイベントスタッフに貢献したいと思い、活動をしています。

―政策学部の魅力とはなんでしょうか

教室でただ授業を受けるだけでなく、学外の地域に行って、その地域での問題や事例に基づき具体的な解決策に向けて学習ができるところですね。個々で動くわけでなく、チームとして動くことで、様々な考え方を共有できます。また政策コンテストがあり、グループを作り、問題のテーマを決め、解決策を考えます。政策学部生にとってこのコンテストは、一年間学んで身につけてきたことを発揮する機会であり、全員が一生懸命頑張っています。発表直前には図書館が閉まるまでグループディスカッションをしていました。この経験は、社会人になっても必要なプレゼンテーション能力やディベート能力が磨かれると思っています。頑張ったからといって、必ずしも良い結果に結びつくわけではありませんが、努力した経験は、今後、必ず活かされてくると、先生方に言われました。具体的に学びたいことがない人でも、政策学部はいろんな学問を学べますし、将来の選択肢が幅広いのも学部の魅力の一つです。あとは上級生がクラスサポーターとして新入生の学修やキャンパスライフをサポートしてくれるので、横の繋がりだけでなく縦のつながりも他の学部に比べて強いと感じています。

―イベントスタッフとしての課題はありますか

新入生が予想以上に増えたので、それぞれにどのように割り振るのかを考えています。人数が増えたことで、活動の幅が増え、今以上に企画を進めていきたいと思っています。僕たちはあと2回のオープンキャンパスでイベントスタッフを引退するので、今までの反省を活かして更にいいものにしていきたいですね。

―今後の目標を教えてください

大学で何をしていたの?と聞かれた時に、政策のイベントスタッフと言って、誰もがわかるくらい知名度のある団体にしたいです。また、政策学部って何?と聞かれないくらい、政策学部がどんなことを勉強できるかたくさん伝えていきたいです。まだまだ認知度が低いので、これからも政策学部の魅力を伝えるべく頑張っていきます。


【取材】
今井梨夏(社会学部3年)秋山季満久(文学部2年)
【記事】
秋山季満久(文学部2年)

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