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龍谷大学

HOPE! 龍大生なう。 vol.66 西川 大喜さん

Introduction

夏本番となり益々暑くなる中、海やプールに行かれる方もいらっしゃると思います。今回はそんな海や湖を活動場所としたマリンスポーツの一つであるヨット部に所属している西川大喜さん(社会学部3年、京都府立海洋高校卒業)に、ヨットの魅力や活動内容、ヨットの試合にについてお話を伺いました。

―ヨット部の活動内容について教えてください

現在ヨット部には29名の部員が所属していて、基本的には平日は活動することが出来ないので、土曜日と日曜日に活動していて、夏休みなどは週5で活動しています。秋から冬も琵琶湖に出て活動しています。

12月後半から2月の最初の週までは、基本的に琵琶湖には出ず、筋トレなどの自主練を行っています。2月の中旬には春合宿を行っています。活動時間は、基本的に朝から夕方までヨットで琵琶湖に出て活動し、夜はミーティングなど行っています。

活動場所は琵琶湖です。滋賀県の柳ヶ崎にヨットハーバーがありまして、そこに龍谷大学が借りている艇庫があり、そこにヨットなどを置いています。ラックという船を置いても大丈夫なスペースがありまして、活動時には10人ぐらいで船をラックに降ろして、琵琶湖に出る準備をします。船だけの重さは170キロぐらいあり、帆を合わせると約180キロの重さがあります。艇庫には、船と帆を別にしているので、練習時には艇庫から出して組み立てから琵琶湖に出ます。現在ヨット部には13艇のヨットがあり、基本的には8艇ぐらいしか使わず他は、陸での練習や、試合などで使っています。

―ヨットの試合とはどのようなものでしょうか?

試合は海や湖で行います。団体戦の場合、コースに沿って置かれた浮き等を決められた順番で周り、帰ってきた順番で順位を決め、その時の順位でポイントが決まり最終的に一番ポイントが高い団体が優勝です。そのためタイムはあまり関係ないですね。1日に3回ぐらい試合があり、一つの試合で多い時には40艇ものヨットが試合に参加します。今年も夏休み終わりに、ヨットの全日本選手権大会がありまして、これも団体戦で予選は3日、本戦が2日あります。また12月の最初の土日には今シーズン最後の試合があります。もちろんこれらとは別に個人戦のみの試合もありますが、どちらかといえば団体戦の方に力を入れています。

―なぜヨット部に入ろうと思ったのでしょうか?

私は高校の時はサッカー部に入っていました。もともとマリンスポーツには興味があったのですが、実際にやったことはなく高校の時もヨット部などのマリンスポーツ系の部活はありましたが入ろうとは思いませんでした。でも大学に入学してヨット部があることを知って、今度は入ってみようと思ったのがきっかけですね。今では入ってよかったなと思っています。

―次にヨットの魅力とは何でしょうか?

やはり自然を相手にするところですかね。ヨットは風が吹けば進むことができます。しかし風が吹かなければ進むことはできません。自分の力だけではどうしようもないところではありますが、それを試行錯誤していかに早くヨットを進めるのかを考えるのが魅力だと思います。自然を相手にするので予測がつかないこともあり、ひやりとすることもたまにありますが、それも魅力の一つだと思います。試合ではスピード勝負もありますし、そう簡単にはヨットは進まないので大変なところではありますが、楽しいところでもあると思います。

―今後の目標について教えてください

ヨット部としての目標は、全日本選手権大会の予選を突破して全国大会に出ることです。私個人としては、三回生が私一人だけで次期部長となるので、今までの部長たちが行ってきたようにチームを引っ張り、安全に活動を行い、試合に勝てるように頑張っていきたいと思っています。


【取材・記事】
上之原 弘己(社会学部 3年)

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