龍谷大学成人のつどいは、1976年に始まった龍谷大学の伝統行事の一つです。毎年、その年に成人する学生が振袖やスーツなどを着て参加します。式典では顕真館で京都女子大学女声合唱団と龍谷大学男声合唱団が一緒に音楽礼拝をしました。照明を落とし真っ暗になった顕真館内で、蓮の形をしたロウソクに灯火が分けられ、荘厳な雰囲気の中、参加した学生は仏前で自身の20年間を振り返り、「建学の精神に基づいて確かな人生を築き上げ、社会のために貢献することを誓います」という決意を唱えました。
また、成人のつどいを記念して、MBSアナウンサーの福島暢啓氏(龍谷大学文学部卒・大学院日本語日本文学専攻修了)による講演が行われました。「20歳、今までの自分を振り返る時期であり、これからの自分を考える時期でもある。」と、親しみやすい雰囲気でお話しくださいました。
龍大の成人式では毎年、参加者へささやかなプレゼントが贈られます。今年は龍谷大学のマスコットキャラクターであるロンちゃん型のUSBメモリでした。ロンちゃんの頭が胴体から外れて、USBメモリが出てくる構造に参加者は驚きの声をあげていました。