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2020.11.25

先端理工学部木村睦教授の研究が岩谷科学技術研究助成に採択されました【REC】

先端理工学部電子情報通信課程 木村睦先生の研究テーマ「IoTデバイス用電源を目指したミストCVD成膜によるGa-Sn-O薄膜熱電素子の研究」が、公益財団法人 岩谷直治記念財団の2020年度岩谷科学技術研究助成に採択されました。本財団は、岩谷産業株式会社の創業者によって1973年に設立されたものであり、エネルギーおよび環境に関する独創的で優れた研究に対して助成が行われるものです。
 2035年には世界で1兆個のIoTデバイスが相互につながることが想定されていますが、今回の研究は、その中心を占めるスマートファクトリー向けIoTデバイスの電源を提供するものです。IoTデバイスの電源として現状は電池が主流ですが、スマートファクトリー向けIoTデバイスの電源としては長期使用が前提となり、工場の照明や設備の廃熱、機械の振動という光・熱・振動というわずかなエネルギーを電気に変える環境発電が研究開発されています。中でも、熱を電気に変換する熱電素子の研究開発が盛んですが、最大の課題はコストです。IoTデバイスの電源として環境発電が広く普及するには100円台のコストが要求されていますが、現在研究されているものは要求コストの10倍以上となっています。
木村睦先生の研究は、材料と製法により、これを実現し得るものとして高く評価され今回の採択につながっています。さらに、Ga-Sn-Oという材料はレアメタルレスという観点から資源保護・環境保護という点でも評価されています。

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