- 教員氏名
- 堀内 詩子 准教授
- 専門分野
- 臨床心理学・学校臨床・音楽
幼児期・児童期の子どもや保護者を中心に、学校における心理的支援を専門に研究をしています。子ども時代は、感覚やイメージにあふれた「子どもの世界」があります。子どもが一生懸命に表現しようとするものをどのように触れていくのかに関心があり、感覚遊びの中でも特に音楽療法や音を介した関わりについて研究を重ねています。
人は誰でもその人らしい世界観を持って生きています。カウンセリングや心理療法を通して素朴な「わたし」の表現に出会えることや、この出会いを人生に生かしていく方法を一緒に探っていくことが、臨床心理学、特に幼児期、児童期の面白さだと感じています。また音楽は非言語のコミュニケーション手段です。音楽や描画と通して、非言語の世界を一緒に生きていくことにも、面白さを感じています。
小学校が大好きだったのですが、一方で夢見がちな性格だったので、窮屈さも感じていました。人が成長をするとき、心が十分に変化するには、気持ちを思うままに表現できる空間が必要となります。日々、過ごしている学校にもそんな空間を作りたいと思い、学校臨床(スクールカウンセラー)を専門として選びました。