里山オープン・リサーチ・センターワークショップが行われました。
4月24日(日)、龍谷大学瀬田学舎で「里山環境における鳥獣害問題の課題を探る」というタイトルで、ワークショップを行いました。
里山学・地域共生学オープン・リサーチ・センターでは、里山をめぐる人間と自然の共生に関する総合研究を行っています。このワークショップには、行政機関、NPO関係者、学生など約150名が参加しました。
冒頭の開催趣旨説明後、各パネリストから研究報告がなされました。各プログラムは以下のとおりです。
- 鳥獣問題解決のため特定鳥獣保護管理計画制度(横山昌太郎)
- ツキノワグマの出没に影響する生息地の条件について(大井徹)
- 獣害を防ぐための里山管理(野間直彦)
- 「イノシシ問題」における問題構造(百合野(赤星)心)
- カワウ問題の現状と対策(須川恒)
各パネリストにおける報告の後、参加者からの質問に答える形で、全体討論会を行いました。参加者の質問をもとに、時間を超過するほどの熱い議論が繰り広げられました。
参加者からは、鳥獣害問題について今後も継続的に取り組んでほしいという声もあり、盛況のうちに終了しました。
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パネリストの報告 |
熱心に話を聞く参加者 |
全体討論会で質問に答える
パネリスト |
掲載日:2005/4/28
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