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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.9 井上潤一さん

Introduction

今回広報スタッフが取材したのは、現在“食”関係の仕事に携わり、パソコンでの事務作業をこなす井上潤一さん。学生時代から野球や水泳、ダンスなど幅広いジャンルの活動に取り組み、いろいろな人と交流を深めてきた井上さんの行動力にはとても驚かされました。社会人になった今でもその積極性は変わらず、「美味しい食品を全国の方に広めたい」という目標に向かい日々仕事をされています。そんな井上さんに伺った、自身の経験から学んだ就職活動において大切なことや学生時代の過ごし方など・・・・ぜひご覧下さい!

文学部を卒業後、株式会社日本アクセスにお勤めの井上潤一さん。
現在はどのようなお仕事をされているのですか?

当社は、大手居酒屋チェーン様に食品を卸すまでの調整、自社商品登録等をしています。メーカー様とお得意様同士の仲介のような役割をしています。
今、私はパソコンでの事務作業を中心に携わっていますが、これから先は営業もしたいと思っています。

なぜ今のお仕事に就こうと思ったのですか?

人とつながりをもっていく中で「お前じゃないとあかん」という信頼が持てる仕事に就きたいと思っていたので、最初のうちは人との信頼関係が大事な銀行や保険会社の面接を受けました。
しかし、毎日毎日小さな幸せを人に届けられるのは、生活するうえで欠かすことのできない“食”だと思い、途中からは卸売業にしぼって面接を受けました。

自分の“軸”をしっかり持って挑んだ就職活動

どのような就職活動をされていましたか?

就職活動を始めたのは3年生の4月です。4月からSPIでの勉強、学内での就職活動向けエントリーシート講義に出席していました。
当時は10月から企業セミナーがあったので、その時期からできる限り説明会には参加しました。
ひとつひとつの企業を理解しようとするとかなりの時間が必要になるので、気になる企業は積極的に調べて説明会に行っていましたね。

かなり早い時期から就職活動をされていたのですね。
就職活動中に心がけていたことはありますか?

就職活動では自分の立ち位置や目標、いわゆる“軸”をしっかり持たないといけないと思います。
ただ就職活動をしているのではなく、一体自分は何がしたいのかという、自己分析をしていました。
それと土日はバイト先の野球チームに行って野球をしたり、友達と遊んだりして、息抜きもしながらメリハリある就職活動をしていました。

かなり充実した就職活動をされていたように伺えるのですが、就職活動中に落ち込んだことはありますか?

自分の軸がぶれていた時期は不安になりましたね。
一体自分は何がしたいのか分からず、ノートにぎっしり自分自身のことを書きました。
例えば、好きなこと、嫌いなこと、行動パターンを書き、自分という人間はどんな人?というところから、「これだ!」という軸を見つけました。
自分の軸がしっかり定まってからは一直線に頑張ることができました。

たくさんの人と関わりながらいろんなことに挑戦した学生生活

どのような学生生活を送っていましたか?

水泳サークルに一年くらい入っていて、それに、できたばかりの野球サークルにも入りチームをまとめていました。
そのあと、自分で水泳サークルを立ち上げました。ホテルや居酒屋でバイトもしていましたね。
また、居酒屋の草野球チームにも所属していて、近畿大会2位を経験しました。
ダンスにも挑戦していましたよ。

学生生活の中で、今の仕事に生かせるところはありますか?

1番大きかったのは就職活動ですね。それと色々な人と関わったこと。
サークルや就職活動中に関わった社会人の方やバイトの常連さんとの関わりも大きかったと思います。サークルでは上の立場に立つことが多かったので、そこで養えたリーダーシップもこれから先役に立つと思います。

学生生活での後悔はありますか?

もっと海外に行ったらよかったですね。
ハワイにしか行ったことがなかったので、もっといろんな国の文化と触れたかったです。
今は金銭的にも海外に行きやすい環境ですので、ぜひ積極的に海外に行ってほしいと思います。

井上さんのここだけは他の人に負けない、誇りに思っていることはありますか?

行動力ですね。1回決めたら後回しにせず、すぐ行動に移せるところです。就職活動でもそこが強みになりました。
目標がないと頑張れないので、ひとつの目標を決めて、周りの状況を見ながら1つのことに突き進む、これが私の誰にも負けないところですね。

挑戦―今後のビジョン

本連載企画では「挑戦」をテーマに掲げているのですが、井上さんがこれから挑戦していきたいことや、仕事への意気込みを教えてください。

今の目標は、営業としてある地域で流行っている美味しい食品を全国の方に広めることです。
正直大きい会社に入るとチャンスはなかなか掴みにくいですが、その中で、営業としてバリバリやっていきたいですね。
早く一人前になって「おまえじゃないとあかん」というところまでは信頼関係を築いていきたいです。

最後に在校生に向けてメッセージをお願いします。

自分の好きな道、やりたいことをしっかり見つけてほしいです。
後悔だけはしないように自分の軸をしっかり持って頑張ってください。


【取材】
曽我部愛(経済学部1年)、馬木浩之(社会学部1年)、上芝覚子(文学部1年)
【記事】
曽我部愛(経済学部1年)

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