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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.20 可児 陽子さん

Introduction

今回取材したのは、薬品の卸売業を行う株式会社メディセオに就職した可児 陽子(かに ようこ)さん。取材中は笑顔が絶えることがなく、以前から知り合いだったかのように親しみを持って話をしてくれました。就職し、社会人になって半年が経った今、仕事のことや大学時代の思い出などたくさんのお話しを伺いました。

今回は取材を受けていただき、ありがとうございます。さっそくですが、今の仕事についてお話しいただけますか

私は営業職として外回りをメインに働いています。毎日20件ほどの薬局やクリニックをまわって、医者や看護師の方に薬の情報を提供したり、薬の流通の話しをしています。自社の商品だけでなく、いろいろなメーカーの商品を扱っているので、必然的に膨大な商品知識が必要となります。それが少し大変ですが、会社が開く勉強会に参加したり、先輩に聞いたりと知識を深めるように努力しています。その他にも私が担当している医者の方達と良好な人間関係が築けるように、挨拶や礼儀等を心がけています。

お仕事で意識していることはありますか

いくつかあるのですが、ひとつは「失敗から何を学ぶか。」でしょうか。まだ就職して一年目なので知らないこともたくさんあり、よく失敗してしまいます。でも、そこで落ち込むのではなく、なぜ失敗したのか、どうすれば上手くいったのか、と客観的に自分の行動を振り返って次に活かすようにしています。
それから、「失敗してもすぐに切り替えること。」も大事にしています。失敗を引きずったままだと次の失敗を招くこともあります。ですから、気持ちの切り替えはとても大切なことだと思います。就職活動の際に面接で落ちた事があっても、その面接の内容を振り返るとともに気持ちを切り替えて、次の試験に備えていました。

大学生の頃はどう過ごされていましたか

サークルでスノーボードをしたり、いろいろなバイトをしたり、町おこしがテーマのゼミで、ストックウォーキング教室の開催やフットサル大会の企画もしたりしましたね。今考えると、現場に出て多くの人々とコミュニケーションを取りながら、何かを創りあげることに魅力を感じていたのかもしれませんね。
また、これは居酒屋でのバイトの経験ですが、メニューを持って行く時や、料理の食べ方を説明する時に、お客様によく話しかけていました。そうしているうちに、こう言ったらこういう返事がくるとか、このお客様はこんな話題が好きそうだなとか、いろいろ予想を立てながら会話ができるようになりました。バイトを通じてコミュニケーション能力が鍛えられたのだと思います。この力は今の仕事で活かされていると感じています。

龍大生に向けてアドバイスをお願いします

自分が気になったこと、やってみたいと思ったことを是非この四年間でやってみてください。社会人として働き始めると本当に時間がなくなり、なかなか新しいことに挑戦することができません。新しく何かに挑戦することにより、経験が増えますし、社会に出てからお客様と話しをする時の話題にも繋がります。それにユーモアのある明るい社会人にもなれると思います。

挑戦―今後のビジョン

最後にこれからの目標を教えてください

未だに学生気分が抜けず、考えに甘いところがあるので、会社の一人の代表であるという気持ちを持ち、責任感を持って行動ができるようになりたいです。学生の時と違って損益が自分自身だけでなく、会社にまで繋がりますから。そして得意先から「可児さん任せれば間違いない」と信用されるような営業になれるよう頑張っていきたいです。


【取材】
馬木 浩之(社会学部2年)、今木 美里(社会学部1年)
【記事】
今木 美里(社会学部1年)

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