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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.23 田口 月奈さん

Introduction

今回取材したのは、学生時代から営業職に憧れ、現在は旅行会社にお勤めの田口月奈さん。謙虚でとても明るい方で、取材中も面白い話をしていただき、笑顔の多い取材となりました。学生時代の活動から現在のお仕事についてまで様々なお話を伺いました。

現在、どのようなお仕事をされていますか。

近畿日本ツーリストで営業の仕事をしています。その中でも主に大学や専門学校などの教育機関での留学や研修、サークルでの旅行といった団体の旅行で企画を提案させていただくのが私の仕事です。母校の龍谷大学にも企画を提出させていただくことも多いです。対象となる方が学生さんであり、遊びで行く旅行とはまた違った内容ということも特徴だと思いますね。

どうしてこのお仕事に就こうと思われたのですか?

話すことが好きで、以前から漠然と外向きの仕事が性格的にも向いているなと感じていました。営業職を中心に就職活動をしており、現在の会社に応募したのは、学内のOB・OGセミナーで近畿日本ツーリストの方がお話しになっていた話を聞いて、私の理想にすごく近いなと思ったのがきっかけです。実際に近畿日本ツーリストで働き、自信を持って言えることは、人の温かさはどの旅行会社にも負けないということですね。本当に素敵な職場です。

挑戦-今後のビジョン

これから挑戦していきたいことはありますか?

自分の企画したツアーが学生さんの転機になるようなものをつくりたいと思っています。大学を卒業して間もないとはいえ、自分と学生さんとのギャップは必ずうまれてくるので、自分の中で枠を定めないで学生さんに喜んでもらえるような企画をつくっていきたいですね。また、気を遣わずに何でも言っていただけるような営業マンになりたいです。

就活における3つのテーマ

田口さんの就職活動のときのお話を聞かせてください

自分の中で、3つのテーマを決めていました。まず一つ目に「就職活動で病んだら一旦やめる」。次に「友人の内定に対して心から喜べなくなったら一旦やめる」。そして「嘘はつかない」。最後のテーマは人によりますが、私は話しを作ったり、盛ったりしないようにしていました。もちろん、相手に話しが綺麗に聞こえるように若干の飾りつけはしていましたが(笑)。就職活動では悩むことはありましたが、この3つのテーマのおかげでポジティブに就職活動に挑めたのかなと思っています。


学生と接するにあたり、気をつけていることはありますか?

大人の方と接することが多くなったからこそ、普段社内で飛び交うような難しい言い回しや専門用語などを避けて学生さんにご説明出来るように心がけています。年齢が近いことを利用して、できるだけ話しやすいと思ってもらえる雰囲気作りや、学生さんの気持ちを汲んだ対応ができるように気をつけています。仕事の面で学生さんから教えて頂くこともたくさんありますね。

龍谷大学で学んだこと

学生時代にはどんなことをされていましたか?

2年生の夏休みに、龍谷大学の独自留学プログラムに参加しました。きっかけは単位が出るからというのが主だったのですが(笑)。もちろん、留学に行くからにはしっかりやろうという気持ちでいたので、そのためにも多くの勉強をしました。留学先のアメリカに行ってからは、とにかく毎日どこかへ出掛けるようにしていました。それと同時に、今までの学生生活もったいない事をしていたなぁと実感しました。学生生活でできる事はもっとたくさんあるということに気づいてからは、ゼミで代表を務めたことでチームワークの大切さを学んだり、オープンキャンパスのキャンパスツアーガイドのお仕事をしたりと、それまで苦手だった多くの人の前で話すという機会を、あえてたくさんつくるようにしました。それから人前で話すことにも慣れて、少しずつ変わることができたと思います。
そういった事は本当に全部龍谷大学で教えていただいたことですね。学生時代に得られた人とのつながりは自分次第で広がるものなので、何ものにも代え難い財産であると思います。

龍大生へメッセージをお願いします

在学中も思っていましたが、卒業して改めて本当にいい大学だなと思います。本当にたくさんのチャンスを与えてくれる大学ですし、龍谷大学でできることは溢れています。学生の「やりたい!」気持ちに全力で応えてくれる大学だと思います。社会人になってからも龍谷大学の卒業生であったことには誇りを持っていますし。在学生の皆さんにも、卒業するときに龍大生であったことを誇りに思えるように、学内に溢れるコンテンツを利用し倒して(笑)ほしいなと思います。


【取材】
木下紗由里(経済学部2年)、長野聡司(社会学部2年)
今木美里(社会学部1年)、山本孝美(文学部1年)
【記事】
山本孝美(文学部1年)

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