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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.28 山下 紘輝さん

Introduction

今回、取材をしたのは味の素冷凍食品株式会社にお勤めの山下紘輝さん(2013年 経済学部卒業)。気さくで、かつ、とても熱意のある方でした。取材中は何度も"熱くなれ"とおっしゃっていました。就職活動に向けて、どう準備をするか、どう自分を売り込むかについてお話を伺いました!

まず、現在のお仕事内容を教えてください。

味の素冷凍食品が皆さんのもとに届くまで、問屋とユーザーを通しているんです。私は、自社ブランドの商品を問屋に提案する営業をしています。担当は業務用の冷凍食品なんですが、外食、惣菜、学校給食の3つの市場に提供しています。例えば、学校給食の場合、クリスマスに出るデザートなんかも、うちの商品なんですね。皆さんも、知らない間に食べてるんですよ。

働く前のイメージとギャップを感じることはありますか?

ブランド力もあって華やかなイメージがあったけど、実際は泥臭いところもあるなと思いました。業務用の冷凍食品って、ビアガーデンやホテルのオードブルなどでも使われているのですが、食べる人にとっては、どこのメーカーの食品か分からないですよね。ということは、ブランドを売り込めないんですよ。
だから、問屋には足しげく通って営業しています。サンプルを持って行こうとすると、自分で時間を作らないといけないときもあるんです。そういう意味では、泥臭さを感じましたね。でも、そうすることで、うちの商品を使おうと考えてもらえたら、自分の努力が実ったなと感じます。

営業=自分を売ること

ブランドを売り込めないとなると、何を売り込むのですか?

営業=自分を売ることだと思ってます。「君が言うなら買うよ」と言わせる営業をしないといけない。まずは、本音で話せるような関係をつくることが大事ですね。自分を知ってもらうためにアピールをして、話したいと思わせる。会話の中でも、相手の好みを知るヒントが隠されていたりするので、それを見つけて相手を喜ばせられるように考えています。

就活について教えてください。

就活で一番勉強になったのは、自分を売り込むことです。まずは、自己PRで使う長所を見つけて、それに合う経験がないか探す。それだけで一連の流れは出来るんです。それから、自分に合った業態は何かを考えました。私の場合は、「食品がいい、営業がしたい。大企業で、福利厚生のしっかりしているところがいい」って考えたら、自分の行きたいところがすぐに決まったんです。
そこから、いかに自分を売り込むかですね。強みをどう伝えようか、ワクワクしました。ノってるときは、「俺のこと採らな、損するで」くらいのテンションでしたからね(笑)。この時期は人生の中で一番熱くなりました。就活でないと体験できないことだと思うし、本気にならないとダメですね。

挑戦―今後のビジョン

今後の目標を聞かせてください。

担当している県内で、市場シェアを拡大させること。もうひとつは、同期一の営業マンと言われるようになりたいです。

自分を熱くさせるような就活を

在学生にメッセージをお願いします。

逆算してスタートダッシュを切れた就活は、うまくいくと思います。今からきちんと単位を取っておいたり、SPIの勉強をしたり。いかに不安を持てるかが大事です。不安を持っている人のほうが準備してるし、やらないとって思えるようにならないといけない。
自分を熱くさせるような就職活動に挑戦してください!!


【取材】
中原千智(社会学部2年)、岡澤友香(文学部1年)、神村夏実(経営学部2年)
【記事】
神村夏実(経営学部2年)

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