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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.31 藤沢 直樹さん

Introduction

今回取材したのは新明和工業株式会社の藤沢直樹さん(理工学部 2014年3月卒業)です。藤沢さんのご厚意で職場までお邪魔しお仕事や就活についてなど、取材している自分たちの胸にも迫ってくる様々なお話を伺ってきました。

現在、どのようなお仕事をしているのですか

私たちの会社は救難飛行艇をはじめ、ダンプや塵芥車(ゴミ収集車)といった特装車、下水道用の水中ポンプや機械式駐車設備など社会インフラを支える製品を供給しています。私は本社の技術部に勤めています。技術部では新製品の開発、製品分野ごとに組織された5つの事業部の技術支援、また、知的財産権の取得や管理などを行っており、事業部との連携が非常に重要な部署です。私は技術支援を担当しており、各事業部の担当者と一緒になって開発・設計をしています。

自分の熱意を実現できる会社だなと確信

この会社に就職しようと思った理由は何ですか。

もともと車や飛行機といった乗り物に興味があり、その中でも特に飛行機に関わりたいと思っていた矢先に当社と出会いました。説明会や面接では自分の熱意をどの会社よりも真剣に聞いてくださり、非常に魅力的に映りました。また、自社説明会で出会った先輩社員はとても優しい雰囲気とともに、仕事への熱意に満ち溢れており、改めて自分の熱意を実現できる会社だなと確信し決断しました。入社して半年以上経ちますが、当時感じたイメージは今も変わっていません。社内の競技会に出場させてもらったり、展示会やセミナーへ行ったりとあらゆる経験を積ませてもらっています。

仕事をしていてのやりがい

「ありがとう」とお礼を言われることはやはりうれしいですね。私の担当は、お客さまと接する業務ではありません。しかし仕事仲間からであっても感謝されると自分の仕事が認められていると感じ、やる気にもつながります。今後も、「ありがとう」と継続して言われるように求められた期日に合わせて計画的に仕事を進めていこうと思います。まだ計画通りにうまく出来ないことの方が多いですが、日々成長してもっともっと役に立ちたいですね。


就活をしていくうえで大切だと思うことはありますか

まず、とにかく早く動くこと。キャリアセンターの活用をはじめ、業界研究やOB、OG訪問などは早く動いた分だけ自分にも余裕が生まれます。周りを窺うかのように慎重に就職活動をするのではなく、自分自身で考えて積極的に行動することが大切だと思います。
次に自分を過小評価しないことですね。就職活動中は周りの学生が優秀に見えてしまう気持ちも非常にわかりますが、持っている能力や今までの経験に自信を持って希望する業界・会社を目指してください。

挑戦―今後のビジョン

今後、挑戦していきたいことや目標は何ですか

将来、どの事業部で仕事をしても通用するように、ベースとなる知識をまず身に着けようと思っています。もちろん製品特有の知識も大切ですが、まずはベースを着実に固めていくことにより汎用性の高いエンジニアになりたいです。
また、今年で当社は創立して65年になります。この先、100周年を迎えたときにも会社が維持・発展しているように頑張りたいですね。特に製品開発という部署で仕事をしているので、ぜひ新たな需要を掘り起こした便利な新製品を創り出したいです。

「目標」を立ててやり遂げること

最後に在学生へ向けてメッセージをお願いします

「目標」を立ててやり遂げることをたくさん経験して下さい。何をどう頑張るのか、その難易度の高さというのは人それぞれ違います。大事なのは「自分にとって高い目標であること」と「諦めずにやり遂げること」です。目標を達成できたならそれは大きな自信につながるでしょう。逆に達成できなかったとしても、諦めずにやり遂げた経験はいつか必ず活きてきます。これから先、いろいろなことを経験していくと思いますが、その都度目標を立てて挑み続けてください!


【取材】
長野聡司(社会学部3年) 西野景大(経営学部3年)
【記事】
西野景大(経営学部3年)

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