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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.39 松山 尚哉さん

Introduction

今回取材したのは、株式会社マイナビにお勤めの松山尚哉さん(理工学部・2014年卒)。マイナビは、人と企業を結び付ける会社だと思いがちですが私たちの知らない部署が数多くあり、その中でも新規にできた広告系の部署で働かれている熱い方です。「人の役に立つ」ということを第一に考えてお仕事されている松山さんに、学生時代や仕事のことなど様々なお話を伺いました。

普段どのようなお仕事をされているのですか?

ウーマン事業部というマイナビの中でも比較的新しく出来た部署で働いています。マイナビって人材というイメージが強いんですが、僕が入った部署は広告・メディアを取り扱っています。名前からも分かるとおり女性向けの情報を発信する媒体で、ViViやan・anなどはもちろん、TV、雑誌、交通広告、新聞などのあらゆるメディアが競合ですね。

人の役に立ちたい

マイナビの仕事に興味を持たれたきっかけって何ですか?

インターンシップですね。僕は理工学部出身なんですけど、理系の分野に進んだのも、モノを作って、人の役に立ちたいと思っていたからなんですよね。文系の仕事だとどうしても自分ひとりで関わることのできる人数が限られるのに対して、理系の仕事は1つのモノを作ればモノを通して多くの人たちの役に立てると考えました。けれど、インターンシップに行く際に、逆に文系の仕事の内容が気になったので思い切って人材系の仕事に行きました。そこで、実際に転職などで新たな職を探す人に会社を勧めるなど、人と会社をつなげる仕事を見て「こういった人への役立ち方もあるんだな」、と好感を持ちました。もちろん、理系の仕事に就くのも選択肢としてあったのですが、人材サービスの仕事に興味を持ったので、そちらに進むことにしました。

仕事のやりがいは何か感じていますか?

僕の仕事は広告の企画営業なんですが、そこで作ったプロモーションやマーケティング活動によって相手先の会社の利益が変わります。人材であったら1人1人に役立つように動くのですが、今の業務内容であれば相手先の会社のために広告やマーケティングという形で役に立てることがやりがいですかね。あと、自分のやっている広告戦略やマーケティング戦略が企業とマッチして成功し、会社の商品が世の中に知れわたったことをみるとやりがいを感じます。


これからの目標を教えてください

会社的にも世の中的にも自分にしか出来ない仕事がしたいです。挑戦する内容は具体的には言えませんが、人の役に立ちたいというスタンスは変わらないので、そのハードルを上げていく感じですね。

学生時代にどんな活動をされていましたか?

よさこいサークルの華舞龍の部長を務めていました。サークルの活動では、社会人の方と接する機会があったり、テレビ番組のバックダンサーを務めるなど積極的に緊張する場に行けたことが今思うと良い経験だったと思いますね。僕は特にサークル全体のマネジメントに力を入れていました。新入生を勧誘するときもサークルのメンバーに止められるほど勧誘活動をして、最終的には80人前後だったメンバー数が倍の150人前後になっていましたね(笑)

就職活動で苦労やアドバイスを教えてください

インターンシップなどで場慣れしたおかげかあんまり苦労はしませんでしたね。やっぱりインターンシップやサークルの部長などをしていると緊張する場に出るので、その経験から緊張を力に換えることが出来たことが、就活で苦労しなかった理由ですかね。企業分析も大切ですが、企業側も出したい情報しか出さないので本当の意味で企業を知るのはどうしても入社後になってしまいます。ですので、私は自己分析やOB・OG訪問やインターンシップを勧めますね。特にインターンシップは自分の価値観を大きく変えるきっかけになったり、社会人と接することの出来る数少ない場を設けてもらったりと、様々な経験が出来るので是非行ってもらいたいですね。

最後に学生に一言お願いします

どんなことでも自分の経験になると思うので、色んなことにどんどん挑戦して行って欲しいですね。あとは、1つ1つやることに対して何か考えながらやってほしいです。バイトでもサークル活動でも考えながらするのとしないのでは大きな差が出ますからね。そういった細かいところで学生の皆さんには力を養っていてもらいたいです。その力は社会に出た時に必ず役に立つはずです。


【取材】
北野真朗(社会学部3年)、山本孝美(文学部3年)、井之上愛理(経済学部3年)、
木場仁美(社会学部1年)
【記事】
北野真朗(社会学部3年)

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