発行・編集
学生広報スタッフ
「倶楽部りゅうこく通信」編集部
ご意見・ご感想・お問い合わせ
  • メールマガジン登録
  • 登録内容変更・配信停止

龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.49 菅野 大地さん

Introduction

今回取材にご協力いただいたのは、みのり農業協同組合にお勤めの、菅野大地さん(経済学部 現代経済学科 2015年卒)です。大学生時代の活動や、就職活動、現在のお仕事についてお話を聞かせていただきました!

大学生活・就職活動について

―大学時代にはどんな活動をされていましたか?

外部の方々に龍谷大学のことを知ってもらうための活動をする、「アドミッション☆サポーター」をしていました。実はサークルをなかなか選べず、掲示板に貼ってあったアド☆サポの勧誘のチラシが目に入って、活動に参加することにしました。所属以前は人と話すことが苦手だったのですが、このアド☆サポでの3年間で、会話力が磨かれたと思います。自分を変えるきっかけとなりました。

―3年生になると就職活動が始まりますが、学業と就活の両立はどのようになさっていたのでしょうか?

両立できたのは、アルバイトをしていなかったからです。実は一度もアルバイトしたことがなかったんです。自分が同時にできるのは2つまでだと思っていたので、勉強も遊びもうまく時期をずらし、自分のキャパシティをよく考えて行動していました。

―就職活動のとき大切にしていたことはありますか?

時間の使い方を大切にしていました。たとえば、セミナーが午後から開始であったとしても、現地で朝ご飯を食べる時間を確保するほど、早く(現地に)行っていましたね。そこまで早く行く必要はないと思いますが、時間は厳守です。
もう一つは、学外の友達を作ることですね。就活情報の交換や、自分以外の人の考えを聞くことができるチャンスなので、隣の席の人に声をかけていました。声かけの力は、自分が所属していたアドミッション☆サポーターで手に入れました。

―就活はどのように乗り越えたでのしょうか?

気持ちを切り替えるために、映画館に通いましたね。おそらく京都市の映画館を全制覇したのではないかというくらいです。大学卒業までに、映画70本は見ていると思います。

仕事について

―現在のお仕事について教えてください。

金融事業を担当しています。JAは農家の方たちの“何でも屋さん”のような存在なので、その他に生活事業、共済事業、営農事業などの部門があります。
昨今農業改革がなされている社会状況の中で、地域の「良さ」を伝えたいと思い、日々仕事をしています。また「良さ」をアピールすることで、その地域の方たちが、地元の良いところを再認識してくれるのではないかと思っています。

―仕事をする上で、大切なことはありますか?

自分のペースを掴むことですね。仕事においてすばやく行動することは求められますが、自分のペースを持っていないと、心の余裕がなくなってしまい、次の仕事に支障が出てしまいます。また、常にいろんなところにアンテナを張っておくことが大事ですね。たとえばJAの商品を勧めたいとき、お客様の動きを見て「このお客様だったら説明を聞いてくれそう」というような行動を、すぐ行えるよう常に備えています。

―在学生へアドバイスをお願いします。

まず新聞、テレビなど何からでもいいので、社会に目を向けることです。それらから得た情報で話題を作り、自分の言葉で伝えることが大事です。また一番やってはいけないのが、自分の考えを持たずに就職すること。どんな状況だったとしても、自分の意見は必ず必要だと考えます。そして、大学を出て「こういう勉強をしたんだ」とアピールできるようになってほしいですね。自分は、卒業論文を出さなくても卒業できる学科に所属していましたが、興味のあるものがあったので論文を書きました。

―最後に、菅野さんの今後の目標について教えてください。

今の仕事に対して、自分ができる最善を尽くすことです。今はまだ仕事が手一杯なので、少しでも早く慣れたいです。また農家の方々の何でも屋として、もっと関わっていきたいなと考えています。


【取材】
岡澤友香(文学部3年)、安西奈緒(文学部3年)
【記事】
安西奈緒(文学部3年)

このページのトップへ戻る