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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.58 松元 翔太郎さん

Introduction

みなさんが「旅行」に行く際、一度はお世話になってるのではないでしょうか。今回は株式会社JTB関西から、松元 翔太郎さん(2015年経営学部卒業)をご紹介します。お仕事の魅力と、現職につくきっかけとなったことについてお話を伺いました。

会社について教えてください。

旅行のプランニングを行う、旅行代理店です。
ショッピングモールなどでも窓口を出させていただいています。
我が社は全国に支店があり、その中で私は西日本エリアを担当しており、団体旅行京都支店の営業4課に所属しています。私の部署では主に大学や一般企業様に向けて営業をし、社員旅行やその他のプランなどのご提案をさせていただいています。支店の人数は、約80名近くで和気あいあいと働いております。

一日のスケジュールを教えてください。

仕事は9時過ぎからスタートします。お昼くらいから夕方にかけて、旅行やその他のプランの営業の外回りを行うので、それに向けての準備等、主に資料作成を行います。帰社したら資料の諸々の訂正などを行い、1日が終わります。
これとは別で、旅行の添乗でお客様と同行する業務もあります。繁忙期が10,11月ごろなので、その時は月に2、3回、国内及び海外に同行し、現地でお客様が快適にお過ごしいただけるようにサポートを行なっています。

学生時代はどのように過ごされましたか。

自分の学生時代を象徴する出来事といえば、留学ですね。これは自身の中で最も大きい出来事でした。
高校生の時から英語が好きで、大学時代、BIEプログラムという留学制度を使って、アメリカのカリフォルニア州に1ヶ月留学しました。

留学で印象的な出来事はなんですか。

当時交流のあった現地の大学生の知見の広さに刺激を受けました。何ヶ国語も話せる人もいれば、誰でも知ってるような世界有数の企業から内定をもらっている人もいました。
その中で俺もこのままではダメだ、と思って帰国後は「旅行業務取扱管理者」の資格取得に向けてひたすら勉強しました。
1日7時間勉強した日もあり、それを約半年間、根気よく費やして、無事に就活前に資格を取得しました。資格取得後は、海外に視野を向けるようになり、龍谷大学の留学生と一緒に寮生活を送ることができる「りゅうこく国際ハウス」で一人暮らしを始め、海外旅行にも積極的に行くようになりました。

就職活動はどのように動かれたのですか。

学生時代の出来事をきっかけに、旅行関係に焦点を当てて動いていました。結果的には20社くらい同業界で志望し、業界内で最大手の今の務め先から内定をいただきました。
就活する際には、自分がやりたいことや軸をしっかり持っていたので、とても動きやすかったです。その分、業界研究は徹底的に行えました。
また、私は就職試験に関する対策は特に行っておらず、SPIなどについては、問題集一冊を繰り返し解いて行く程度でしたね。業界的に人物重視の傾向だと感じていたので、面接に力を入れていました。

この仕事をする上での将来の展望について教えてください。

入社の時からの目標ですが、この会社の社長になることです。
もともと人をまとめることに、やりがいを感じていました。高校時代は野球部のキャプテンだったこと、そして父親が会社を経営していたことが少なからず影響していると思います。
それと、実は留学に行く前に数十人規模のサークルを立ち上げ、代表を務めようとしていたこともありました。実際には諸事情でサークル結成には至りませんでしたが、自分がこの会社での将来像を描いて行く上で非常に大事な経験だったと思います。

この仕事の魅力について教えてください。

旅行業界の仕事は、作り手でもあり、売り手でもあることが魅力だと思います。
つまり、自分一人で、旅行のプランニングを行い、売ることもできます。
我々の仕事は、お客様からの要望を汲み取り、ツアーにおける当日の昼食場所から何から何まで徹底的にプランニングします。
またツアー以外にも企業様の周年のお祝いの行事などのプランニングや、お得意様の社員への勤続記念品の提案など、それ以外にも幅広く提案させていただいています。これらは全て、人を笑顔にさせたり感動させることができると私は思いますので、それも自分が考える魅力であり、達成感でもあり、この仕事を続けて行く上での醍醐味だと感じています。

在学生に向けて一言お願いします。

それが正しいと思ったことを全力でやりきってほしいですね。それは就活、遊び、勉強どれも同じことが言えると思います。今、芽が出なくても自分を信じて、いつか身になると思って道を切り開いていってほしいと思います。


【取材・記事】
高松 宏至(文学部3年)

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