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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.59 廣岡 慎也さん

Introduction

今回は知っているようであまり知らない、システムエンジニアのお仕事についてクオリカ株式会社にお勤めの廣岡慎也さん(2016年文学部卒業)にお話を伺いました。お仕事のお話や、学生時代の様子、就職活動など、様々なお話を伺いました。

クオリカという会社はどのような会社ですか。

大手建設機械メーカーがルーツとなっているIT 企業です。建設機械メーカー向けの仕事をはじめ、製造業向けのシステムや、流通業向けのシステム開発などが、主な事業内容です。
会社の好きなところは、上司との距離が近く、若い人でも手を挙げれば、積極的に動くことができるところです。

お仕事の内容を教えてください。

建設機械メーカーグループ各社向けにIT ネットワーク構築の仕事を行っています。職種はシステムエンジニアの中でもネットワークエンジニアという分類になります。お客様が新しく事業所などを作る際に、どのようにインターネットを使えるようにするか構成を考え、ネットワークを繋ぐ機器を発注し、機器の設定から、設置後のトラブル対処まで多岐にわたる業務を行っています。ネットワークの構築や、その質を向上することで、お客様が快適に仕事を進められるようにできることにやりがいを感じています。現在は育成期間中のため、先輩の仕事のサポートをしながら、日々、専門知識や使用する機器の勉強をしています。

学生時代はどのように過ごしていましたか。

軽音楽部に入ってバンド活動をしていました。楽器はベースです。70 人ほど部員がいたため色々な人と交流が持てましたね。
毎月何かしらのイベントがありましたし、何組ものバンドを掛け持ちしていましたので、当時はとても充実していました。アルバイトは周りの人とは違うことをやろうと思い「CADオペレーター」や「インターネット契約の審査」などの仕事をしていました。

就職活動はどのように行いましたか。

SNS上のコミュニケーションや、パソコンで大学のレポートを作成しているように、IT がなければ日常生活や仕事が成り立たない世界になってきています。社会の基盤を支える仕事にやりがいが感じられるのではと思い、IT 企業を中心に就職活動を行いました。
就職活動期間が始まる前にセミナーやインターンにも行き、他大学の方や会社の人事部の方ともお話させていただき、自分がIT の分野にあっているのかを自分なりに確かめました。
IT の分野はパソコンを扱うので、社会人として必要なコミュニケーション能力に加え、論理的思考力が必要です。私は普段から論理的に考えることが多かったため、そこを面接や適正検査などで評価していただけたのではないかと思っています。

就職活動の重要な点はなんですか。

周りに流されない事が重要だと思います。人はそれぞれ違いますし、個人的に適正があるかないかという事が重要だと思うので、自分が納得する結果を出すには、周りがしているからするのではなく、しっかり自己分析を行い、自分の適性をわかった上で行う事が大切だと思います。

今後の目標はなんですか。

エンジニアとして一人前となる事です。2~3年かけて勉強していき、小規模な仕事なら一人で行えるようになりたいですね。なので今はがむしゃらに目の前の仕事を頑張っていくしかないと思っています。
あと日本全国様々な地域にあるお客様を訪問するので、立ち振る舞いやマナーを身に付けることはもちろんのこと、現地でお客様からの質問に答えられるだけの専門知識を身に付けたいです。

在学生に一言お願いします。

学生時代にしか出来ない事に取り組んでみると良いのではないかと思います。勉強、バイト、部活、就活など色々な事にチャレンジし、色々な人と関わり、色々な世界を見て、経験を積めば、将来やりたいことや目標を見つけるきっかけになると思います。


【取材】
高松 宏至(文学部3年)、畑尾 夏歌(経営学部1年)
【記事】
畑尾 夏歌(経営学部1年)

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