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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ Vol.64 高橋 亮さん

Introduction

今回は「生産技術」という生産現場の第一線で活躍している髙橋亮さん(理工学部2012年卒業・彦根工業高校出身)に大学生活や、現在のお仕事についてお伺いしました。

―お仕事について教えてください。

卒業後、京セラに就職して生産技術の部署で企業向けに切削工具を作る仕事をしていました。そして6年目の今年、消費者向けの商品を作りたいという思いから、電機メーカーのパナソニックに転職。滋賀県の工場の生産技術の部署で冷蔵庫を担当し、「良いものを安く作る」ことを使命に頑張っています。将来的には海外で仕事をしたいと思っています。

―大学時代のお話を聞かせてください。

私は機械システム工学科で機械工学と材料物性、制御、メカトロニクス、情報について学びました。数学の授業に苦労したのを覚えています。
サッカーサークルに入り、大学では友達の幅がとても広がりました。今でも、年末とお盆には大学時代の友達と会って話をします。

―どのような就職活動でしたか。

本当に大変でした。というよりも、プレッシャーがありました。私は転職も経験しましたが、転職活動よりも大学時代の就職活動の方が何倍も大変だったと感じています。私の学生時代は、3年の10月頃から就職活動が解禁でした。職種を最初から生産技術に絞り、面接練習を兼ねたものを含めて約20社にエントリーしました。キャリアセンターをよく利用していたのを覚えています。そんな中、当時、大学推薦枠で京セラがあること知り、応募、学内選考、そして最終面接と進みました。最終面接は自分では出し切れなかったと感じましたが、無事、内定を得る事ができました。内定が出たのがゴールデンウイークの前だったので、それからは卒業研究に没頭しました。

―社会人と学生の違いは何だと思いますか

学生の中には他人と比べられるのが嫌いな人もいると思います。しかし、社会ではどこに行っても他人と比べられます。つまり、人と比べられることが社会人と学生の違いではないでしょうか。するべきことは人と比べられることを避けるのではなく、自分をマネジメントしていくことだと思います。

―在学生に伝えたいことを教えてください。

自分の夢を見つけて、自分の夢を持って大学生活を送ってほしいです。また、友達をたくさん作り、関係を深めると良いと思います。卒業して5年経ちますが、今でも多くの学生時代の友達と会えることは本当に幸せです。友達は一生ものです。社会人としてのアドバイスは、英語・TOEICはやっておいた方がよいと思います。就職活動の時だけでなく会社の昇進、昇格の時も必ずついて回ります。後は、インターンシップには参加するべきです。僕は理工学部だったので、インターンシップは必須でしたが、必須でない人も是非、参加してほしいです。行く前は抵抗があるかもしれませんが、仕事や社会について知る良い機会になります。何事も計画的に行ってください。何をするにも9割が準備です。準備がしっかりできていれば何でもうまくいきます。是非、自分の夢を持って残りの大学生活を楽しんでください。


【取材】
秋山季満久(文学部2年) 北村謙一朗(文学部1年)
【記事】
北村謙一朗(文学部1年)

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