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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.68 高島はるかさん

Introduction

今回は吉忠マネキン株式会社に勤務している高島はるかさん(文学部2015年3月卒業・桂高等学校出身)に学生時代のお話や就職活動、現在の生活についてのお話を伺いました。

担当しているお仕事内容を教えてください。

吉忠マネキン株式会社(以下、吉忠マネキン)は社名の通り、マネキンを取り扱う会社です。マネキンを制作する職人の方もいます。現在はマネキンだけではなく、百貨店のショーウィンドウデザインや、店舗内装の設計・施工管理、他にもLEDを使った照明器具の開発をする事業も行なっています。
私は本社での経理業務を担当しています。どのくらいの売り上げがあったのかといった伝票を全国の事業所から集めて、本社でまとめて管理しています。金額や内容に間違いがないかの確認が主な仕事になるので、かなり神経を使う作業です。地味な仕事ですが、小さなミスも許されないことなので常に正確な作業を心がけています。

この仕事(会社)にしようと思ったきっかけを教えてください。

就活を始めた頃は、主に営業職で探していましたが、自分はもしかしたら営業が向いていないのかもしれないと思い、学内のキャリアセンターに相談したところ紹介されたのが今の会社でした。会社との出会いは本当にご縁だと思っています。
説明会や選考で会社の雰囲気に触れていく中で、この会社であれば自分は仲間に入っていけるかもしれない。と感じてこの会社に入ろうと決めました。

就活をしていた時に意識していたことはありますか。

自分の中で絶対に譲れない条件を決めて、就活をしていました。その1つとして、普段耳にしないような、少し変わった分野のトップに位置する会社に就職しようと決めていました。実際吉忠マネキンは、業界の中でも上位のシェアを誇っています。
他にも自分がこれ!と決めたこと以外は、しないと決めていましたね。例えば、土日は絶対に就活はしない。といったように。そうすることで、自分の時間が持てたので、気持ちにゆとりができたと思います。

今の仕事のやりがいと、今後の目標を教えてください。

会社の中で花形の部署と呼ばれるのは営業などになりますが、数字の管理を私たち経理の仕事として行うことで、目立たないところでも自分が役に立っていると感じる瞬間がやりがいです。
経理の部署内でもいくつかの担当に分かれています。今後の目標としては、自分の担当以外もフォローできるように、仕事を覚えていきたいと思っています。もちろん自分の担当分野もまだまだ覚えることはあるので、そこを完璧にした上で、同じ部署の人と支えあいながら仕事していきたいです。

学生生活で一番印象深かったことはなんですか。

2回生の春休みに一週間ミャンマー研修へ行ったことです。日本大使館や、大学、子供たちが勉強するための場所へ、現地の人と交流をしに行きました。ミャンマーでは日本でできないようなことをたくさん体験できて、本当に行ってよかったなと思います。
この時の経験は、社会に出た後も活きていて、計画通りに物事が進まなかった時の臨機応変さや、想定外が起こった時、瞬時に次はどのようにしようかという判断力。全て今でも大きく影響を受けていると感じます。

在校生に向けてメッセージをお願いします。

自分をしっかり持てる人になってください。限りのある4年の学生生活で、何もせずに過ごすのと、自分なりに考えて、いろいろなことを経験する4年はまったく違うものになります。
周りの人たちと同じであることに安心するのではなく、人と違っていることでも自分の好きなことをするべきだと思います。興味のあること、気になっていることにどんどん挑戦して、自分らしくいることを恐れない人になれる学生生活を送ってください。


【取材・記事】
中嶋 千花子(文学部3年)
高橋 正道(文学部2年)

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