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龍谷大学

HOPE!~龍大生なう。~ vol.8 岡本唯さん

Introduction

今回は11月末に行われた経営学部の学内ゼミ発表会にて、運営を取り仕切った経営学部ゼミ連会長の岡本唯さんを取材しました。
失敗や苦労しながらもそれをどう乗り越えてきたのか?
「人生を楽しく生きる」を信念に熱き心でみんなを導き、発表会を成功に収めた考え方とは?リーダーとしての思いを語っていただきました。

今回取材したのは、経営学部3年生の岡本唯さん。経営学部ゼミナール連合会で会長を務め、11月末に行われた学内ゼミ研究発表会での運営を取り仕切りました。

岡本さんは昨年も会長職に就き、この活動に関わりました。しかし昨年は、2年生の自分が3年生主体の行事の重要な立場にいることに違和感があったそうです。しかも運営に手間取ったため多くの人からクレームが寄せられ、涙を飲みました。今年はその悔しさをバネとして奮起。「いつも以上に盛り上がった」と多くの方から言われました。「それがとてもうれしくて、自分自身も楽しめた上に、成長することができて本当に良かった」と語っています。
1年生で学内大会を見たときに「大学生ってこんなにすごい」と感じ、このような大会を自分で運営してみたいという思いが、岡本さんのやる気を支えてきました。
そして今回学内ゼミ研究発表会を、自分の思っているような大会にできたことで、大きな達成感を得られたそうです。

その一方で苦労することもあったそうです。周りがゼミ連よりも他のことを優先させていたときがあり、みんなにどうやって仕事をしてもらおうか、どう動機づけしようか悩んだそうです。その中で岡本さんは、「自分から指示をするのではなく、周りから気づいて、やる気になってもらえるようなリーダーシップを目指して頑張りたい」と考えました。まずは自分が先頭に立って活動し、見本を見せることが大事である。そして活動の楽しさをみんなに感じてもらうことで自発的に参加してもらいたいという思いがありました。その思いが通じたのか、やがてみんなは進んで仕事に取り組んでくれるようになったそうです。

今後は、ゼミ連を通して学内大会での不満を解消できるようサポートをしていきたいと考える岡本さん。今までは3年生を中心とした活動を行っていましたが、もっと1・2年生が積極的にゼミに参加するためのイベントを行っていきたいそうです。龍谷大学を盛り上げたい、そのためにまず「経営学部の活性化、また勉強の楽しさ」を伝えていきたい。そして学生目線で先輩・後輩の交流を深めていきたいと岡本さんは目を輝かせます。

「今年は自分の思っていたような大会にすることができました。しかし、不満があった人がいるかもしれません。その不満を毎年毎年、減らしていき、より良い大会にしていってほしい」と熱く語ってくれました。

ゼミ連を円滑に運営するために、会長としての職務上で接し方に困ったときもありましたが、メリハリをつけることで、みんなに楽しんでもらう方法を見つけた岡本さん。今までの自分の行動で後悔したことはないそうです。
なぜなら、自分が選んだことはたとえどんな結果になってもすべてが正解であると考えているからです。
つらい経験を知ることでより楽しむことができる、そう熱く語ってくれました。

「何事も楽しむことが大事である」そう語る岡本さんからは人生を楽しく生きている様子がとても伝わってきました。


【取材】
上芝覚子(文学部1年)、西野景大(経営学部1年)、福田百乃(法学部1年)
【記事】
西野景大(経営学部1年)

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