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龍谷大学

HOPE!~龍大生なう。~ vol.9 松島 貫さん 田中 佑治さん

Introduction

今回は中央執行委員会の平成24年度委員長である松島貫さん、同じく25年度委員長である田中佑治さんを取材しました。  中央執行委員会とは、龍谷大学の全学生の代表である団体です。学生のために何ができるのか、日々考え、行動し続けるお二人に、その熱意を聞かせていただきました。

龍谷大学には、私たち学生がより充実した学生生活を送るために、学友会という自治組織が存在します。その中でも、学生の代表団体であり、学友会の最高執行機関であるのが、龍谷大学学友会中央執行委員会です。今回は、平成24年度中央執行委員会委員長の松島貫さん、25年度委員長の田中佑治さんにお話を伺いました。

――まず、中央執行委員会の活動について教えてください。
松島:中央執行委員会は、主に6つの局に分かれて活動しています。事務局・財務局・渉外局・正課局・企画広報局・厚生局です。各団体の事務・財務統括や、授業改善のために活動している各学部学生会のサポート、意見箱の設置、マナーアップキャンペーンなどを行っています。

――学生と大学の橋渡し的な役割ということでしょうか?
松島:そうですね。学生との窓口となる学生部や、各学部教務課の職員の方と話す機会が多いと思います。また、昨年の10月には、宗教局、体育局、学術文化局、放送局の代表者と共に、赤松学長とランチミーティングを行いました。普段学生と話す機会が少ない学長に、僕たち学生の意見を直接伝える貴重な機会でした。

――委員会に入ろうと思ったきっかけはありますか?
松島:委員会には2年生の後期から所属していますが、僕はもともと龍谷祭実行委員会で活動していました。その中で、龍谷祭をもっと良いものにするためにできることを考えた時、中央執行委員会としてやってみたいと思ったのがきっかけです。
田中:僕は海外交流委員会に所属していて、留学生や委員会の仲間と話しているうちに、大学がこういうふうになれば良いのに、という思いを持ちました。留学生のために、龍谷大学の学生のために、何かできることはないかと考えて、中央執行委員会で活動してみようと思いました。

――実際に活動するなかで、苦労することなどは。
松島:学生の中での認知度は低いですが、大学側の認識では委員長が全学生の代表として扱われます。もちろん僕自身もそういう心構えで活動してはいますが、自分の発言が学生の声となるプレッシャーは大きいですね。
田中:様々な人と交渉を行う機会が多いので、お互いの意見や考えが衝突する場面も少なくありません。話し合うことで妥協点や最善の道を探る作業は大変でしたが、多様なものの見方を身に付けられたかなと思います。
松島:それから、自分たちがアプローチしても、必ずしも学生からの反応が返ってくるわけではありません。自分たちがやらなければ何事も始まらない、というスタンスは大事にしていました。

――学生からの反応を重要視されているのですね。
松島:僕たちの活動の根底にあるのは、学生がもっと充実した学生生活を送れるように、という思いですから。
田中:学生からの反応は委員のモチベーションにもなります。昨年の10月に開かれた乙武洋匡さんの講演会では、500人を超える学生が参加してくれました。達成感というか、やりきった感がすごくありましたね。

――25年度からは新たに田中さんが委員長に就任されます。
田中:松島先輩と1年間一緒に活動させていただいて、委員長というプレッシャーは本当に大きなものだと感じました。大変な役割ではありますが、より学生に寄り添った、身近な団体になっていけるよう、活動していきたいと思います。
松島:学生にとって本当に良いことは何かを常に考える、そういう心構えを忘れずにいてほしいです。頑張ってください。

――ありがとうございました。
学生のために何ができるのか、真剣に活動に取り組むお二人の熱意と誠意が伝わってくる取材でした。


【取材】
外賀実乃里(文学部1回生)、平田佑樹(社会学部1回生)
【記事】
外賀実乃里(文学部1回生)

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