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龍谷大学

HOPE!~龍大生なう。~ vol.10 奥田 照正さん

Introduction

「プレゼン龍(ドラゴン)」という企画をご存知ですか?
大学発学生ベンチャーの発掘・育成を目的としたビジネスプランコンテストであり、社会人に必要とされるプレゼン力、企画力、コミュニケーション能力等の「社会人基礎力」を養うことのできる企画です。
今回は、その「プレゼン龍(ドラゴン)」学生実行委員長を務める奥田照正さんにお話しをうかがってきました。そんな彼が活動を通して得たものとは?自身の成長や今後の意気込みについて語っていただきました。

大学発学生ベンチャーの発掘・育成を目的としたビジネスプランコンテスト「プレゼン龍(ドラゴン)」。そのプレゼン龍(ドラゴン)学生実行委員会で代表を務めているのは経済学部3年生の奥田照正さん。きっかけは「自分もビジネスを学びたい」とプレゼン龍(ドラゴン)の説明会に参加したこと。その時に学生実行委員会の存在を知り、ただ単純に面白そうだからやってみようと思って入ることを決意したそうです。学生実行委員会では企画・運営の立場に回ることになり、プレゼンをしたいと参加した当初の目的とは異なる形になった奥田さんですが、「企画・運営のおもしろさや難しさを感じながら、日々一生懸命活動しています」と話してくれました。

プレゼン龍(ドラゴン)学生実行委員には、「Nothing ventured, nothing gained. 私たちは、地域と共に起業家精神あふれる人材の育成・輩出を目指し、何事にもチャレンジしていきます」という行動理念があります。『社会へ大きな影響力を与えられる学生』、つまり目の前にある課題を解決していくサイクルを繰り返すことで自らを成長させることができ、周りにも影響を与えることのできる学生が増えていくよう、プレゼン龍(ドラゴン)学生実行委員会がビジネスプランコンテストを企画しているのです。

学生実行委員会の具体的な活動は、学生たちにビジネスの仕組みやビジネプランのプロセスについての理解を深めてもらい、よりビジネスに興味を持ってもらうために、年間を通して経営者による講演会やセミナー合宿を実施すること。これらの取り組みを経て、12月にメインイベントであるビジネスコンテスト「プレゼン龍(ドラゴン)」を開催するのだそうです。ちなみに、プレゼン龍は2013年で13年目。去年、一昨年と続いてリピーターで参加する学生が出てきたり、ビジネスプランの質が高まったりと、奥田さんも学生実行委員会の代表として、とてもやりがいがあったと話してくれました。

そんな奥田さんは今年、代表に就任。しかし、学生実行委員会は毎年、メンバーが入れ替わるため、どのようにメンバーと連携して動いていけばいいのか、また、メンバーにどうような指示をして出してよいのか分からずとても悩んだそうです。それを乗り越えるために奥田さんが考えとった行動は?それはメンバーとコミュニケーションをしっかりとること。メンバーが何を考えているのか、どのようにイベントを実施したいのか等、奥田さんから積極的にメンバーに話しかけコミュニケーションをとったのです。そうすることでメンバーが考えていること、やってみたい事等が分り、その結果、メンバー全員が前向きに行動するようになったといいます。また、そのメンバーと企画・運営したイベントが成功した時は、何とも言えない大きな達成感を感じるそうです。

奥田さんの今後の課題は、プレゼン龍(ドラゴン)に参加したいけれど、一人では一歩踏み出せない学生のためのイベント開催をすること。そして、多くの学生にプレゼン龍(ドラゴン)を知ってもらえるよう、プレゼ龍(ドラゴン)の認知度を上げるために行動を起こしていくことだそうです。

「プレゼン龍(ドラゴン)学生実行委員会を通して、コミュニケーションスキル・運営能力・自ら考え行動する力が身につきました。この力を就職活動や社会に出てから生かしていきたい」と語る奥田さん。今後の活躍に期待です。


【取材】
沖実美(経営学部1年)、小池亜記(社会学部1年)
【記事】
沖実美(経営学部1年)、小池亜記(社会学部1年)

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