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龍谷大学

HOPE!~龍大生なう。~ vol.13 芝田  大地さん

Introduction

今回取材したのは学生留学サポ-ターSABS(Study abroad support)で活動している文学部3年生の芝田大地さんだ。

SABSとは?

SABSとは龍谷大学国際部の直轄にある団体で、主な活動は留学に行きたい龍大生をサポートすることである。具体的には、留学生と龍大生をつなぐためにキャンパス内でのランチやウェルカムパーティーなどのイベントの企画・実施、また留学に必要なTOEFLの勉強会を行っている。さらにメンバー全員が留学経験者であることを活かし、相談に来た学生に4つの留学プログラム(私費、短期、交換、BIE)からどれがその学生の希望に合っているかをアドバイスしている。

芝田さんは先程紹介したBIEプログラムに参加。BIEプログラムはアメリカ・カリフォルニア州のバークレーに5週間滞在し、ESI(語学学校)に通うとともにとボランティア活動をおこなうことがメインの留学だ。また、現地の大学生がパートナーとなり交流をおこなっている。

BIEプログラムへ挑戦!!

芝田さんが海外に興味を持ち始めたのは大学に入学してから。4月の授業で知り合ったオーストラリア人の留学生からBIEプログラムの話を聞き、その後の留学説明会でBIEプログラムに参加することを決めたそうだ。

芝田さんが留学中に一番力を入れたのは外国人との交流で、ESI(語学学校)や寮で仲良くなった外国人とサッカーをはじめ様々な交流をおこなった。また、柔道経験のあった芝田さんは、偶然にも、パートナーが現地で柔道をしていることを知り、自分も一緒にやりたいと提案。すると快くOKをもらい、UCバークレーの柔道クラブに参加もしたそうだ。「スポーツを通して沢山のコミュニケーションがとれたころが楽しかったし、共通の話題ですごく盛り上がりました。今年の春にバークレーに行った時も柔道をしました。柔道をしていたパートナーは今、日本に来ているので、今回は日本で交流をしています。留学を機にこのような関係がずっと続いていることがすごいなと思います!!」と嬉しそうに語ってくれた。

新たに生まれる価値観、そして留学への思い

留学中はカルチャーショックや価値観の違いを感じる機会も多くあったようだが、「自分にとっておかしいと感じていることが相手にとっては当たり前な時もあるし、もちろんその逆もある」と留学を通じて人の価値観を認められるようになったそうだ。今、芝田さんは、ヨーロッパにも行こうと考えているそうで、それに踏み出す勇気も海外で得られたそうだ。BIEプログラムでの経験は芝田さんにとって多くの新しい考え方を持つきっかけになっている。

帰国後はSABSでの活動をスタート。SABSでは留学生と交流する機会が多くあることから、留学生に壁を感じることなく、普通の学生、一人の友達として気軽に付き合えるようになったそうだ。また、留学生との交流を自分が勉強するだけの機会にするのでなく、自分が留学を楽しめたように彼らにも日本を楽しんでほしい、そんな思いを大切にしているそうだ。

最後に、芝田さんにとっての留学とは?と聞いてみると「英語ができなくても、自分を大きく変えられるすごい経験。自分が一番成長できたのが留学です。多くの学生にこのすばらしさを伝えていきたいです!!」と力強く話してくれました。芝田さんの思いがSABSを通じて沢山の龍大生に広がっていくことを期待しています!!


【取材】
馬木浩之(社会学部2年)原田沙紀(社会学部2年)
【記事】
馬木浩之(社会学部2年)

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