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龍谷大学

HOPE!~龍大生なう。~ vol.17 竹下 健人さん

Introduction

今回取材をさせていただいたのは、経済学部2年生の竹下健人さんです。
竹下さんは去年4月にワタナベエンターテインメント主催の劇団Patchのオーディションを受け合格し、大学に通いながら芸能活動をされています。この1年間で演技の奥深さを知ることができました、と力強く話してくれました。

――演技への興味 小学生のころに見た特撮に憧れて「こういうことをやってみたい。」と初めて演技に興味を持ちました。高校卒業を機にお芝居を本気でやってみたいと思い、そこで見つけたのが劇団Patchでした。オーディションの時は劇団Patchが演劇をするとは知らず、演劇をするのも演技をするのも初めてでした。演技は難しくて大変だと感じましたが、その反面、楽しいという印象も強かったです。

――いい緊張感で舞台に立てています 幼い時はどちらかというと人見知りでしたが、小学生くらいから人とは違ったことをしてみたいと思うようになり、いろいろなことに挑戦していました。中学生の時は生徒会に立候補したり、高校生の時は体育祭の団長や文化祭で主役に立候補していました。今では、舞台の上で芝居をしている時に、お客さんの反応を感じることがすごく楽しいです。

――二つの舞台 旗揚げ公演の『OLIVER BOYS』では、主役に抜擢してもらいました。演技経験がなく、わからないことも多くありましたが、このチャンスは何かの縁だと思い、経験が豊富なメンバーにも負けないように一生懸命頑張りました。終わったときは、やっと芝居のスタートラインに立てたな、と実感しました。第二回公演の『巌窟少年』は、『OLIVER BOYS』とは違いアクションもダンスもないセリフだけの会話劇でした。それに加えて、自分の性格とは全く違う役柄だったので、お芝居の難しさに触れる経験となりました。でも、この舞台が精神的にすごく成長させてくれた舞台となりました。

――芸能活動と大学生活 授業と芸能活動との両立は難しいです。大学とお芝居はどちらも楽しいですが、授業前日に『明日、収録あるから。』と連絡が入ることもあります。授業と大学生活のバランスを大事に、これからも頑張りたいと思っています。
また、芸能活動を始めてからいつの間にか昼と夜が逆転、平日と休日が逆転しているような感覚にもなりました。このような状況を楽しむことも大事だと感じています。

――第三回公演『白浪クインテット』 これからの第三回公演『白浪クインテット』では、劇団Patchが大きく変わるような舞台にするのが全体としての目標です。『OLIVER BOYS』、『巌窟少年』で得たものを活かしたいと思います。また、主役5人がそれぞれの自分の色を出せるようにしたいです。個人的には、この舞台で新しい自分を見つけて次の舞台へ活かしていきたいと思っています。

――これからの目標 就職活動などで悩むこともあると思いますが、その時に自分が1番やりたいことを選択していきたいと思っています。お芝居ではシリアスな役でもコミカルな役でも、演技だけではないその人物からのエネルギーを感じてもらえるような役者さんになりたいですね。
今は演技や表現の引き出しを増やすために、小説を読んだり舞台を見に行ったりしています。また、テレビを見ていてなぜ面白いのかなどを考えてみたり、他にも行ったことのない場所に足を運んでみたりもしています。演技をするためには、いろいろなことをやってみることが大切だと感じています。

――稽古場にもお伺いさせていただきました‼ 自主練習では、ダンスの練習をしていたり、殺陣の練習をしていたり、個人はもちろんグループでの練習をされていました。
その後の全体練習では、演出家の方のアドバイス、またどのようにすればよりかっこよく、観客の方たちに喜んでもらえる演出が出来るのかを個人で考えるのはもちろん、全員で考え意見を出し合っていました。そんな姿に『白浪クインテット』を成功させよう‼という意気込みが見学させていただいた私たちに伝わってきました‼
『白浪クインテット』は10月11日から14日まで公演されますので、是非、見に行きましょう‼

劇団Patchの公式サイトはこちら。

http://www.west-Patch.com


【取材】
取材:長野聡司(社会学部2年)、山本孝美(文学部1年)、中原千智(社会学部1年)
【記事】
中原千智(社会学部1年)

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