発行・編集
学生広報スタッフ
「倶楽部りゅうこく通信」編集部
ご意見・ご感想・お問い合わせ
  • メールマガジン登録
  • 登録内容変更・配信停止

龍谷大学

HOPE!~龍大生なう。~ vol.29 西谷 拓馬さん

Introduction

今月は学術文化祭を陰で支える学術文化祭実行委員の西谷拓馬さん(文学部4年生)に取材させていただき、学術文化祭に対する強い想いとその裏側に迫ります。実行委員会オススメの学術文化祭の楽しみ方も必見です!

○○の秋といえば連想するものは人それぞれ。でも、文化的、かつ、龍谷大学最大級のイベントがあと1カ月と近づく今日この頃、芸術の秋も忘れてはいけないですよね?
今回は、学術文化祭実行委員として活動している文学部4年生の西谷拓馬さんにご協力いただき、龍谷祭と同時開催の学術文化祭にかける想い、そして学術文化祭の魅力について取材しました。

“それぞれの「最高の形」を感じてもらうために”

――学術文化局祭実行委員会とは何ですか?

学術文化局のサークルにとって日頃の成果を発表する大事な場、学術文化祭(以下、文祭)において、すべてのサークルが成功して終わることができるようバックアップする役割を担っているのが学術文化祭実行委員会です。発表する時の施設や備品管理をする総務局、お客さんが満足できるような環境づくりをしている運営部、サークルの魅力を伝えるためのイベントを企画する企画部、ビラや立て看板などで宣伝をする広報部、と4つの部署に分かれて活動をしています。ちなみに僕は、情報宣伝を統括する広報部の部長をしています。

――今年の文祭のテーマは「文化逸品」ですが、このテーマにはどんな想いが込められていますか?

学術文化局は、文化系サークルと言っても本当に色んな分野のサークルがあるのですが、どのサークルも自分たちの「最高の形」を目指して、日々向上心を持って頑張っているんですよ。その「逸品」=「最高の形・秀でているもの」を、お客さんに感じていただきたいので、「文化逸品」というテーマになりました。
同日開催している龍谷祭は、文化系に限らず、色んな同好会が模擬店や発表をするお祭りですが、文祭は文化系サークルに絞って文化系に特化した発表やイベントが行われるお祭りです。だから、より文化系サークルの魅力、文化逸品を感じられると思います。

“全てはサークルがやりたいことに帰結する”

――今年の広報部の目標は何ですか?

去年より来祭者数を増やすことですね。サークルごとにカウントしてもらった去年の来祭者数の合計は1万1911人なので、1万1912人以上が目標です。そのために広報部では、文祭が近づくとビラ配りのほか、学内では垂れ幕や横断幕、立て看板やポスターを設置したり、学外では大手筋商店街でビラ配りやティッシュ配りをしたり、FacebookやTwitterなどを利用して広報活動を行います。

とにかく僕たちは、サークルの展示や発表にお客さんがいっぱい来ていただけるように何かしたいと思って活動しています。それは僕たち自身も「文化逸品」というテーマを掲げているのもあるけれど、サークルの魅力を広めるにはお客さんがいなければいけませんし、何よりサークルが一番やりたいことを形にするのが実行委員会の役目です。全てサークルのために帰結しています。

“はじまりは派遣されたこと”

――なぜ西谷さんは実行委員会に入ったのですか?

そもそも文祭は、「文祭が必要」という学術文化局内の声、やりたいという気持ちが大学と学生を動かして作られるんです。それだけ学術文化局の意識が高いという証拠なのですが、やりたいと声を上げた有志だけでは文祭を準備するにあたって人が足りません。だから各サークルから「派遣」という形で実行委員会に活動しに行く人が必要です。僕も、1、2年生の頃は所属している心理学研究会から派遣という立場で文祭に関わりました。でも、昔も今もサークルのためにという気持ちは変わっていないですね。最初の心理学研究会のためにという気持ちが膨らんで、今は学術文化局の全サークルが、さらに発展して終わることができるように、成功して満足して終わるように、と文祭の準備に取り組んでいます。

――西谷さんにとって実行委員会をやっていてよかったと思うことは何ですか?

サークルがやりたいことをできる限り応えていきたいと思ってやっているので、サークルの人たちから「いろいろやってくれてありがとうございます」という言葉をかけられた瞬間はやっていてよかったと思います。

“サークルの要望を形にする”

――最終的に文祭はどのようなものにしたいですか?

サークルが出した要望がそのサークルだけでなく、実行委員会にとっても良かったりするんです。例えば、樹林企画のカフェのメニューもマスコットキャラクターぶんサイくんもサークル同士の案を出し合って生まれました。学術文化局はサークルを越えてつながりがあり、サークルと実行委員会が持ちつ持たれつの関係であるからこそ、やっぱり最後までサークルがやりたいと思うことを、形にしたいと思うことをバックアップしていきたいと思います。

“色は毎年変われども”

――今年の文祭のオススメは何ですか?

各サークルが考えたパンケーキとパフェのオリジナルメニューを、樹林企画のカフェで味わうことができます!それから、龍谷祭と連動しているウォークラリーはいろいろなサークルを回りながら龍谷祭と文祭、2つの文化祭が同時に楽しめる企画になっているのでぜひ参加してください!

――大学生活最後の文祭への意気込みを教えてください。

各サークルがこの1年間頑張ってきた形を見てもらいたいので、広報活動を頑張ってたくさんお客さんを呼びたいなと思っています。文祭実行委員会は毎年結成しては解散をしていますが、だからこそ毎年色を変えて新しいことに挑戦しています。僕たちがやった最後の文祭を経験した後輩たちが、何かを感じて来年も文祭があればいいな、サークルのためにやってくれる人がいたらいいなと思います。

大学生活の半分の時間をサークルのためにと文祭に携わってきた西谷さん。それだけに文祭への思い入れも強いそうです。誰かのために、何かのために、という気持ちが物事を一生懸命にやる活力につながっているのかもしれないと、文祭にかける想いを取材して感じました。

西谷さんの熱い想いが詰まった学術文化祭実行委員会のHPはこちら!!

龍谷大学第43回学術文化祭


【取材】
馬木浩之(社会学部3年)、中原千智(社会学部2年)、石川沙希(社会学部1年)
【記事】
石川沙希(社会学部1年)

このページのトップへ戻る