発行・編集
学生広報スタッフ
「倶楽部りゅうこく通信」編集部
ご意見・ご感想・お問い合わせ
  • メールマガジン登録
  • 登録内容変更・配信停止

龍谷大学

HOPE!~龍大生なう。~ vol.42 曾根直也さん

Introduction

お昼休みなどに、キャンパス内で見かける青のパーカー。彼らの名は生協学生委員。いったいどんな活動をしているのでしょうか?今回は学生委員の曾根直也さん(文学部2年)に取材しました。

―生協学生委員って?

学生組合員の代表として大学生協の運営に携わりながら、充実した大学生活を実現するための様々な活動に取り組んでいます。期間限定の学食メニューの考案、健康・安全のとりくみ、生協コンビニでの企画の立案など活動は多岐に渡ります。最近では、環境活動にも力を入れています。

―開発中のメニューなどあれば教えてください。また 1番売れてる学食メニューは?

11月中旬販売予定のメニューについて考えています。食堂の方と協議中なので詳しくは言えませんが、リゾット、韓国料理でご飯とスープを混ぜた雑炊、クッパを予定しています。売れているメニューは、3号館フードコートだとオムライスです。僕も大好きで、よくカレーオムライスを食べます。22号館地下食堂だと、先ほど地域の方に聞いたところ「ごはん」と返答が。当たり前ですね。(笑)

―龍谷大学のコンビニ、あるものの売り上げがNo.1なんですよね?

そうなんです。実は、龍谷大学深草キャンパスの生協コンビニは、ブラックサンダーの売り上げが京阪神・北陸地区の大学生協で1位なんです(2015年7月)。2位の立命館大学に2倍以上の差をつけており、1週間に約1000個売れています。

職員の方で、ブラックサンダーの大ファンの方がおり、その方が中心となってブラックサンダー販促を盛り上げています。

―学生総合共済って?

大学生になると高校時代と比べて生活が大きく変わり、病気や事故などのリスクが高まります。予期せぬリスクに備えて加入しておきたい保障制度が『学生総合共済』です。最近では網膜剥離で入院や手術をした事例や、バイク事故での長期入院などの事例がありました。

―環境への取り組みについて教えてください。

学内で販売されているどんぶり弁当を食べ終わった後に容器の透明ファイルをめくってもらい、専用の回収ボックスで回収し、再利用しています。また、今年10月京都市の「しまつのこころ条例」が施行され、市内のスーパーのレジ袋を有料化がすすんでいます。龍谷大学生協でもレジ袋削減に向けて「有料化」も含めて検討をすすめています。

―学生委員をしていてよかったことは?

小さな社会を経験できることです。現在、生協学生委員は80人ほどいます。イベントを提案、企画、実現していく中でお互いの意見を尊重し進めていくことの大変さを知りました。また、パワーポイントで発表することが多いので、パワーポイントの作成、発表が得意になりました。僕は人前に出るのが苦手だったのですが、リラックスし笑顔で発表をすることが出来るようになりました。

―苦労したことは?また、努力していることは?

80人もいる組織なので、やはり組織のためにかなり頑張っている人、自分のするべきことはきちんとする人、と差があります。自分は今、前者と後者の両者を繋ぐ役割をしています。これは、大変なことではありますが、自分にしかできないことだと思っています。

―おわりに 今後の目標、課題を教えてください。

環境への取り組みで紹介した、どんぶり弁当の容器の再利用です。この容器の回収率が半分以下なんです。同じ容器回収を行っている東北の大学では、8割を超えているのに、歯がゆさを感じます。回収率が低い要因は、回収ボックスの認知度の低さと考えています。ですので、12月に予定している環境ランドというイベントで、容器のファイルをめくる体験をしてもらい、回収認知度の向上を目指します。

みなさんもぜひ参加してくださいね!


【取材】
山本孝美(文学部3年)、神村夏実(経済学部3年)、岡澤友香(文学部2年)
【記事】
岡澤友香(文学部2年)

このページのトップへ戻る