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龍谷大学

HOPE!~龍大生なう。~ vol.43 学生版市民メディフェス運営委員のみなさん

Introduction

年末にクラシック音楽を聴くと1年の終わりを感じますよね。
今回は、龍谷大学交響楽団のみなさんにお話を伺いました。
12月12日に行われた定期演奏会の様子も龍窓に掲載していますのでこちらも併せてご覧ください。

―交響楽団の活動について教えてください。

横山:メインで行っている活動が、夏のサマーコンサート、学内演奏会、そして冬の定期演奏会ですね。
不定期ですが、毎年依頼演奏も行っていて、カフェなどで少人数の編成で演奏を行っています。

:基本的な練習は、週3、4日程度で行っています。今は全員で90名弱、在籍者がいます。部活動という扱いですが、他の部活動と違って毎日あるわけではないので、マイペースに活動しています。

―他の音楽系のサークル、部活動などと違う点を教えてください。

横山:先ほどの練習日もそうですが、1番はやはり純粋にクラシックの曲をメインで演奏するところですね。他の音楽団体などはPOPSやJAZZをメインで演奏するところが多いです。もちろんそのようなジャンルも演奏することもありますが、私達はオーケストラなので、基本はクラシックの曲をやらせてもらってます。

:楽器の特徴でいうと、バイオリンなどの弦楽器は当団体しか扱ってないですね。

―今度、行われる定期演奏会について教えてください。

:12月12日の定期演奏会は大津市民会館で演奏します。収容人数は1000人くらいです。気軽にお越しいただきたいので入場料は今回、無料にさせていただいています。昨年までは長岡京のホールで演奏を行っていて、例年席は満席に近いので、今年も楽しみではあります。

横山:公演時間は、大体1時間半〜2時間くらいです。3曲演奏するのですが、とても聞き応えのある内容になっています。

―一見、「3曲」と聞くとすぐに終わってしまうイメージがあります。

横山:みなさんもご存知のベートーヴェンの「運命」は第4楽章まであって、すべて演奏すると40分くらいの演奏時間です。どの曲もみなさんが普段聞いているような曲よりも長いと思います。

―そんな聞きどころたくさんの演奏会ですが、今現在の練習状況はどんな感じでしょうか?

横山:今はもう本番一週間前なので、演奏の細かい修正が主ですね。なにせ演奏時間が長いので、集中力が大事になってきます。

:あと、3年はこの演奏会で引退するので私を含めみんなが気合いを入れてやっています。最後の曲を弾ききった瞬間、引退なんですよね。

―なるほど、今回3年にとっては非常に大事な演奏会なのですね。そもそもお二人はどうして交響楽団に入団したのですか?

横山:私はずっと吹奏楽部だったので、自然な流れでしたね。東は大学から始めたんですよね。

:私はずっと高校まで野球少年で、楽器経験はゼロだったんです。初ステージはもう緊張が凄かったのを覚えています。

―わずか3年で40分もの大曲を弾ききるのはすごいですね!

:自分もできるとは思ってなかったです。今でももちろん至らない所はありますが、野球少年だったころを思うと想像できなかったですね。

―なるほど、素晴らしいですね。そんなお二人が思うオーケストラの魅力とはなんですか?

横山:楽器を弾くことは本当に一生モノだと思うんですよ。音楽が身近にあるって本当に素晴らしいことだと思います。大学からクラシックを始めることが難しいと思わず、気軽に楽器に触れてほしいですね。

龍谷大学交響楽団

幹事長:東 秀和さん(経済学部3年生)※バイオリン担当
副幹事長:横山 遼さん(文学部3年生)※オーボエ担当


【取材】
高松宏至(文学部2年)、石川沙希(社会学部2年)
【記事】
高松宏至(文学部2年)

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