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龍谷大学

HOPE!~龍大生なう。~ vol.47 西谷 理央さん

Introduction

今回は、今年で91年目と脈々と伝統を受け継ぐ龍大唯一の総合紙『龍谷大学新聞』を刊行する龍谷大学学友会学術文化局新聞社主幹の西谷理央さん(文学部2年)に新聞社についてのお話と、新聞社にかける熱い思いを語っていただきました。

―早速ですが、龍谷大学学友会学術文化局新聞社(以下、新聞社)の活動内容について教えてください。

年5回の新聞発行のため、ネタ集め、取材、記事作成、レイアウトなど、新聞制作全般を行っています。毎年、4月はサークル紹介など新入生に向けての記事、6月は降誕会の記事、10月はその年の話題に合った記事、11月、12月は龍谷祭での記事を書いています。また各号、多岐に渡る龍大生の活躍を記事にしたり、龍大生自作の短編小説も掲載したりするなど、内容の濃い新聞を作成しています。

しかし、発行する時期が変わらないため、毎年似たような内容になってしまうのが悩みです。そこで今年は、メンバー全員で工夫を凝らしてさらに充実な内容にし、皆さんに手に取ってもらえる、「学生に身近な」紙面づくりに励んでいます。

また、毎年、朝日新聞に記事を掲載するなど、通常業務に加えて様々な取り組みも挑戦しています。

―内容盛りだくさんの新聞ですね。では、なぜ西谷さんは新聞社に入社されたんでしょうか?

自分は実は元々、人見知りの性格だったので、高校時代は1人でいることも多くありました。けれども、そんな自分から変わりたいと思い、取材を通じてたくさんの人とかかわりを持つことができる新聞社に入社しました。最初は不安が大きく、なかなかうまく話せないことも多かったのですが、親切な先輩や同期の支えもあり、今では幹事長としてこの新聞社を仲間とともに運営しています。

―今の西谷さんからでは人見知りだなんて想像がつかないです…。それでは、西谷さんにとって現在、やりがいを感じることは何でしょうか。

様々なことに取り組んでいる龍大生や、龍谷祭などのイベントに訪れるゲストに、取材という名目でお話を聞かせていただくことや、伺ったことをベースにみんなで新聞を作り、多くの方に読んでいただくことにやりがいを感じています。また、自分の場合は様々な人からお話を伺うことで、人見知りを克服していくこともやりがいの1つでした。

新聞制作の過程では時に行き詰まりながらも、完成させた時は最高の瞬間であり仲間との絆も生まれます。そしてそんな仲間達とご飯に行くのがなによりの楽しみです。

―仲間達とご飯、いいですね。仲のよさが伝わってきます。活動の中で特に印象に残ってる出来事は何でしょうか?

先ほど言いました、龍谷祭や降誕会のゲストの取材は印象に残る出来事が多くありました。例えば昨年の降誕会では、声優の中田譲治さんの取材をしましたが、大人の方を取材するということでいつも以上に言葉遣いに気をつけましたし、緊張もしました。しかしながら、声を操る特殊な職業をされている中田さんの話はとても興味深く面白かったためか、取材時間はあっという間に過ぎていきました。

―様々な方を取材されるのですね。取材する時にどんな準備をされるのですか?

まずはどんな質問をするか考えるために、取材に応じてくださる方のことを調べるようにしています。ゲストの取材以外は自分達で大学のホームページや知り合い、大学の職員さんからネタを探すので、ネタ探しの際詳しく調べて面白い記事になるように質問を考えています。けれど、いざ取材をすると考えていた質問以外に気になることがどんどん出てきて、最終的には取材中に新たに出てきた質問から記事を書くことも多いです。そして、そのようなことが多いほど面白い記事になったりしますね。

―これぞ自分の足で取材に行くことの醍醐味ですね。それでは西谷さんの今後の目標を聞かせてください。

新聞を通じて頑張る龍大生をもっと応援し、知ってもらいたいです。従来の新聞は少し固い内容のものが多かったので、そのような記事を書くことで学生と新聞の距離を縮めるのが目的です。また記事を読み、読者に勇気を与え、楽しんで頂くことが一番のねらいです。

そして新聞のさらなる充実によって、読者が増えるよう日々活動していきます。

―ありがとうございました。せっかくの新聞なので、生協コンビニの袋に入れて配布するなどしたら、受け取る人も自然と増えて読んでもらえる機会も増えるのではないでしょうか?

いい考えですね。まずは多くの人に手に取ってもらい、読んでもらうことが大事ですからね。手に取ってもらう努力も、良い記事を書くことと同じくらい大事ですし頑張っていきたいです。

―本当に充実した内容ですし、もっと多くの人に読んでもらいたいですね。

ありがとうございます。ぜひみなさん4月号を手に取ってくださいね。

—お知らせ
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龍谷大学新聞社
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@ryu_press


【取材】
仲村 菜乃花(文学部2年)大谷 智郎(経済学部1年)
【記事】
大谷 智郎(経済学部1年)

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