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龍谷大学

HOPE! 龍大生なう。 vol.71 宮本大輔さん

Introduction

みなさんにとって「夢」とは何ですか。夢は自分を動かす原動力であり、進むべき方向が分からなくなったときは、正しい道を示してくれます。今回はラッパー兼YouTuber「だいむ/大夢」として活動される宮本大輔さん(経済学部現代経済学科)にお話をお伺いしました。
夢のために、そして人のために生きる熱い思いをお聞かせ頂きました。

普段の活動について教えてください

ラッパーとして活動する傍ら、YouTubeに動画を公開しています。最近では深草キャンパス内の在学生を対象に聞き込み調査をして、社会人に聞きたい事、就活への不安などの相談を受けました。また、昨年の大晦日には帰省する際に大阪から鳥取県の実家までヒッチハイクをして、現在はその動画の制作に取り掛かっています。

学生生活の中で音楽家やYouTuberを目指した理由を教えてください

ラッパーを目指したのは、ヒップホップという音楽のジャンルが自分の感情を素直に吐き出すもので、そこにある真実性に魅了されたからです。自分がこれまでの人生で想ってきたことを表現することで、全世界の人たちを幸せにしたいと思っています。また、YouTuberとしての活動を始めたのは、動画を通して自分が何か新しいことに挑戦する様子などを発信することで、視聴者の方々に影響を与えて、その人たちが自分の新しい可能性を模索するきっかけになりたいという思いがきっかけです。特に最近の学生は世間が勧める進路に合わせたがる印象があるので、より多くの人に自分の可能性を見つけていただいて、選択肢を増やした上で、それぞれの人が大きな夢を抱くようになってほしい、誰の何のための学生生活であるのかを考えてほしいと思ったことも理由の一つです。

後輩にメッセージをお願いします

自分がやらなければならないことから逃げずに、色々な挑戦をしてください。それから、自分の好きなことをたくさんするのも大事ですが、自分らしくないこと、つまり、自分が日々を過ごす中で、主体性をもって行動しなければならないことを、好きなことと同じくらい実行してください。そこから新しい視野が広がるかもしれませんし何事もやってみなければ自分の可能性は発見できません。初めから仕事のための人生だと視野を狭めるのではなく、その先に目標を見据えてください。

今後の目標を教えてください

ラッパー、YouTuberとしての活動を通して自分の夢を実現することで、人に夢を与えられる人になることです。自分にも夢がない時期があったのですが、大学生活の中で人の夢が実現する瞬間を目の当たりにしました。

以前に学生が起業した会社から営業職のアルバイトとして働くお誘いを頂いたことがありました。その会社は社員数十人程度の会社だったのですが、契約件数日本一を目標に掲げていて、その実現は不可能だと思っていたのですが、社長の熱意に押されて働かせて頂くようになり、続けていくうちに実際に目標を達成することができました。

もう一つは、地元にブランドを立ち上げた友人がいて、当初の周囲からの反応は冷ややかだったのですが、近いうちに東京で出店するという知らせを聞いた時です。その時に夢を持っていない自分が恥ずかしくなりました。それからは自分に言い訳せずに諦めないことを心がけていて、今度は自分が夢を叶えて、本気になって、正しい努力をすれば夢は実現するというメッセージを伝えていきたいです。


【取材・記事】
齊尾 郁昭(法学部1年)

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