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挑戦~from.Ryukoku~ vol.78 川口凌さん

Introduction

4年生になると就職活動などが始まり、自分自身の将来を考えることが多くなります。この時期になると、内定が出て就職活動の終わりを迎える人、まだまだ就職活動を頑張っている人…様々だと思います。
今回は就職活動を終えて、より具体的に自身の将来について考える時期を迎えた川口凌さん(経営学部4年生)の就職活動について紹介します。

就職活動、お疲れ様でした。振り返ってみて、具体的にどのような活動をされていたのかお聞かせください。

3年生の夏からインターンが少しずつ始まるのですが、バイトやサークルで忙しくて行けず、12月、1月に行われるインターンに行きました。二つの企業のインターンに行きましたが、多くのことを経験し、それが就職活動に生かされたのでインターンに参加して本当に良かったと感じています。
特に、グループワークについては良い経験となりました。自分の意見、思いを話すことが大切だとそこで学ぶことができました。
企業によって対策は違うと思うのですが、面接以外にSPIと言われているテストがあったので一日平均2時間を1ヶ月半続けました。並行して、ノートなどにインターンで学んだ企業のこと、これからエントリーをする企業まとめたもの、自己分析、エントリーシートの質問の返答、などを自分で書いて随時更新していました。

第1志望の会社(保険会社)に最終的に入社を決めた理由は何ですか。

12月、1月のインターンではこの仕事をしてみたい!という気持ちはなかったのですが、龍谷大学出身の知り合いが選考を受けている会社に勤めている人で、話を聞くだけでもと思いご飯に行きました。
聞いた仕事内容は営業総合職と言われていて、入社して5年間は研修期間で6年目から契約をまとめたりする、とのことでした。保険の契約を取るということが仕事の一つであり、現在の保険はそこまで企業同士の差がなく、契約に結び付くのは人柄や話し上手、信頼してもらえる人間であることが大切である一方で、契約を取りまとめる仕事などもあり、大学での経営学の学びが役に立つのではないか、と思いました。話を聞いている内に、その仕事内容が魅力的であったため、やってみたい!と思い入社を決めました。

就職活動で辛い、と思った時はどのような時ですか。

結果的に早めに1社から内定を頂いていたので、精神的には落ち着いていました。大阪などにある説明会などに参加するために朝早く起きて電車に乗り、説明会を受けている時は…正直眠たかったです。でもそこで怠けてしまったら参加している意味がないので、眠気に襲われた時には、自分の腕にシャーペンを刺すなどしていました(笑)とにかく体力勝負の毎日でした。

理想とする社会人像を教えてください。

周りから信頼される人になりたいです。毎日社会人が通勤などでしんどそうに仕事に行っているのを電車で見たりしているので、毎日が楽しくて目がキラキラした社会人になりたいです。また、30前後で結婚して家庭を持てるような安定した経済力がある社会人になりたいです。

在学生へ就職活動についてのアドバイスを教えてください。

特別なことはしなくてもよくて、自分が納得していること、してきたことに他の人が興味を持ってもらえるために、その物事についての深く理解し、どれだけ自分は関われたのか、ということを大切にしていけばいいと思います。
そして、就職活動には自己分析は必須です。自分は何が得意で何が不得意かを理解していることは大事です。インターンは無理していく必要はないと思いますが、この企業は面白いことをしているな、楽しそう!と興味を持ったのなら参加した方が良いと思います。学生の間に遊びなさいと言われることがありますが、社会人になっても自分のしたいことをする時間はある、時間は作るものであると私は考えています。

【取材・記事】
秋山 季満久(文学部3年)

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