ー進路決定の決め手となったことは?ー
私は寺院に生まれ、高校・大学と宗門校出身ですが、大学ではやりたいことがあり、全く別の学部で学んでいました。しかし、将来的にはお寺とずっと関わっていきたいと思っていたので西本願寺の職員募集を知った時、迷わず志望しました。
仏教の専門的な勉強をしていなかったため一から勉強を始めたところ、とても楽しくなり、私にはこの道がベストだと思うようになりました。
私は性格的に人と接するのがとても好きなので、いろいろな人と出会え、また自分自身も成長できる職場であるということが大きな決め手となりました。
ー大学生活で実践して良かったことや
壁を乗り越えてきた経験などを、
これからどのように活かしていきたいかー
大学に入り、様々な価値観の人と出会うことによって、私自身も成長することができたと思います。例えば、ゼミやサークルで人と意見が食い違ったとき、まず自分の意見を押し通すのではなく、相手の立場になって物事を考えるように心がけてきました。そこから新たな発見があり、また、勉強になることもあります。他人の意見を聞き、自らの意見も尊重するのは、これから先壁にぶつかったときでもきっと役に立つだろうと思います。
ーご自身の経験を活かして、これから進路を選択する後輩達への
アドバイスや進路決定のポイントをー
私は、就職活動を始めた時期は早かったのですが、最初に業種を絞りすぎていました。興味のある企業、知名度のある企業だけで選ばずに、広い視野を持って活動してください。
また、自分がどのような分野で活躍したいのか、よく考えて決めてください。就職活動は自分とじっくり向き合える、いいチャンスだと思います。
それから、選考には一番の笑顔で臨んでください。これは私が就職活動をしていて、特に大切だと感じました。就職活動中はつらいこともたくさんありますが、がんばってください。あなたを必要としている企業とめぐり合えることを願っています。
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