Challenger09

農学部

1期生チーム
食の循環を体験し、課題解決の糸口をつかむ。
大豆の栽培

2015.11.26大豆の栽培

農学部 1期生チーム

耳を澄ますとぱちぱちと音がします。その音の正体は、大豆の莢(さや)が弾ける音です。
莢が成熟し乾燥すると種子を散布するため、莢殻どうしの接着力が弱くなります。または引き離そうとする力が強くなるので莢がはじけます。その時にぱちぱちと音がなる訳です。
枝豆をそのまま放置して乾燥させたものが大豆になるのですが「初めて知った」という話をしている学生がいて、今回の実習はまた一つ農作物を知れた良い体験になりました。


前回、牧農場は水はけが悪いと記述しましたが、大豆は畑でも田んぼでも育つという優れものです。他にも、牧農場で教授が「マメ科植物には根粒というコブが根についており、その中に根粒菌という細菌がいます。この存在により作物にとって大切な窒素固定がしやすくなる。」と教えてくださり、育てやすい作物だと感じました。


収穫した大豆は自分たちで持って帰り、各自調理しました。煮て食べた学生は「大豆は苦手だったけど、自分で収穫したためとても美味しく感じた。」と話していました。
11月27日には食品栄養学科の学びに触れ、食の関心を深めるために餅つきをするので楽しみです。