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理工学部

糟野潤研究室
新しい電気分析法の開発を目指す。
分析化学会

2016.11.04分析化学会

理工学部 糟野潤研究室

 北海道大学札幌キャンパス工学部で 9 月 14 日(水)から 9 月 16 日(金)に開催された日本分析化学会第 65 年会に参加しました。日本分析化学会は、日本の多くの分析化学に関わる研究者が所属し、互いの研究成果を発表し、意見交換を行うことで、研究の質を高め合う良い機会になります。今回は修士 1 年の学生はポスター発表、修士 2 年の学生は口頭発表を行いました。


 ポスター発表では 1 時間発表を行います。展示したポスター(115×84 cm 以内)の前に立ち、その内容に興味を持った人が、ポスターの前で内容の説明を行い、質疑があれば応答する形式になっています。水溶液中に溶け込んだ体に有害な金属類(重金属)の定量(どの程度の量が存在するか測定すること)を行っているのですが、類似の研究を行っている研究者の方から、お褒めの言葉や、アドバイスを多くいただきました。また、別の時間に類似した研究を行っている方に質問を行ない、研究の幅を広げる事ができるようになりました。


 口頭発表はスライドを用いての発表を行いました。これは 12 分発表を行ない 3 分質疑に応答するものです。今回の発表は水と油の間を横切るイオンを電気化学的に測定を行う手法について発表を行ないました。教室に類似の研究を行っている研究者の方々が多く集まり、質問を受けました。この質問によって新たな視点で研究を考えることができるようになりました。また、休憩時間に他の研究者の方とディスカッションを行ない、更に内容を深めることができました。
 このような学会に参加することで新たに知識を得ることができ、更に研究の礎となります。