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法学部

福島至ゼミ
あなたも法廷に立ってみよう!
模擬裁判のススメ。
模擬裁判をやってみよう

2018.07.27模擬裁判をやってみよう

法学部 福島至ゼミ

私たち福島ゼミは今年の1月に模擬裁判を行いました。模擬裁判というのは、実際に行われている裁判を手続きから判決までの大まかな流れを法学部の学生が再現するといったものです。

ゼミ生が16人いるので、1グループ4人ずつの構成で4グループに分けて行いました。それぞれ裁判官、検察官、弁護人、被告人などの役をすることで裁判を構成します。時には証人などの役柄を立てることで一人二役や助人をしてもらうなどアレンジも多彩でした。裁判の流れとしては冒頭陳述から証拠の提出、証人尋問、被告人尋問を経てその被告人に対して判決を下す場面までを自分たちで考えて演じます。実際に模擬裁判で使用した起訴状を本物同様に再現して作ることや、模擬裁判の際に使用する証拠を画像や道具を用いて再現するなどそれぞれ各グループ前もって準備しておりました。また2回生の後期ということもあって法律の知識もある程度は身についていたので、とてもクオリティーの高いものになりました。ゼミ生は学習の一環として行っておりますがアレンジ多彩の模擬裁判を行ったことで楽しみながら且つ裁判の流れをつかむことができたと思います。また模擬裁判を行うことにより、普段はめったに味わえない裁判を身近に感じることが出来たと思います。

この模擬裁判を行うことによって、刑事訴訟法を詳しく知るきっかけを得られました。実際の被告人や被害者ではありませんが、架空の被告人や被害者を設定して裁判をすることで、役柄ではありますが被告人の立場に立って裁判を受ける時の心情や、実際に裁判を行って被告人に対して裁判を下す際の心情について少し分かった気がしました。

模擬裁判をやってみて、実際に法廷に行ってみて裁判の様子を見学してみたいという思いがゼミ生全体の意見として出たので、今年の2月に神戸刑務所に施設見学に行ってきました。その記事もアップしますので、是非ご覧ください。

藤松 翼(京都府立洛西高校卒業)