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文学部

文学部プロジェクト実践発展演習Ⅰ(林美輝)
SDGsと文学部における学び(大学周辺地域に特化したSDGs冊子づくりと関連イベントの運営)
伏見でSDGsにかかわる取り組みを探そう

2019.07.25伏見でSDGsにかかわる取り組みを探そう

文学部 文学部プロジェクト実践発展演習Ⅰ(林美輝)

この授業では、SDGsを身近に考えることができるような冊子の作成を行うとともに、その成果の披露も兼ねたイベントを開催することを目的としています。

25名の受講者が、担当の教員のほか、文学部教育プログラム研究開発補助員1名、ティーチング・アシスタント2名と一緒に、毎週月曜日に昼食後の3講時に、100名以上を収容可能な多目的室にて、学んでいます。前半の授業では、SDGsを身近な事柄として考えるためのカードゲームや、冊子のために行う取材の方法に関して演習形式で学んできました。現在は、基本的には1グループにつき5人程度の5つのグループに分かれて冊子のための記事作成などを行っています。

冊子については、1グループにつき4ページ程度の分量で複数の記事を作成します。記事の内容としては、SDGsのゴールに関する座談会の要約を掲載し、それを踏まえるかたちで、龍谷大学深草キャンパスのある伏見区でSDGsにかかわる取り組みを取材して、紹介してゆきます。さらに続く記事では、伏見に限らずSDGsにかかわる文化芸術作品や企業の取り組みや、グループ独自のアンケート調査結果などを紹介してゆきます。

SDGsと聞けば何か特別な知識が必要であったり、国連あるいは日本国政府、大企業などが率先して取り組んでいるようなイメージがあったりするかも知れません。しかしながら、誰一人取り残されず一人ひとりを大切にする社会づくりにつながるあらゆる活動がSDGsにつながる活動だと言えます。取材を通じてそういったことについても考えることができればと思っています。

イベントについては、8月3日(土)・4日(日)に開催される龍谷大学オープンキャンパスの第1日目に開催予定です。高校生と一緒に文学部の学びとSDGs、そして自分たちが社会の中心的役割をますます担うことになるであろうポストSDGsの時代を見据えてワークショップを開催してゆきたいと思っています。

この授業が中心的な目的とする冊子の作成にしてもイベントの開催についてもまだまだ形にはなっていないため不安なところもありますが、精一杯頑張ってゆきたいと思いますので、皆様ご支援のほどお願いいたします。