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挑戦~from.Ryukoku~ vol.81 宮本 佳奈さん

Introduction

ATMや食品製造工場、遊園地のアトラクションなど、私たちの身の回りに欠かせないモーター。1885年、日本橋での薬品医療機器販売から始まり、モーターを作るようになったオリエンタルモーター株式会社。国内だけでなく海外にも拠点を置く大企業です。今回は、そんなオリエンタルモーター株式会社のお客様ご相談センターに勤める卒業生、宮本佳奈さん(法学部2014年3月卒業)にお話を伺いました。

どのような学生生活でしたか?

私は法学部、政治学科でした。今の政策学部です。私が卒業した翌年に、今の和顔館や図書館などの新校舎が建てられました。新学部の設立、新校舎の建設など、龍谷大学も変化の年だったと思います。大学2年生からキャリアセンターのイベントのサポート等を行うキャリアサポーターに入り、その後代表となりました。団体の代表として、学生や職員、企業様方と話す機会が増え、コミュニケーションの面で大きく成長したと思います。代表の業務は忙しかったですが、とても充実して楽しかったです。

就職活動はどのように考えていましたか?

キャリアサポーター引退後、3年生から就職活動を開始しました。「業界を絞らず、とにかく1度話を聞こう」という思いで、食品や住宅など、様々な分野の企業を見ていました。その中でモーターを扱うオリエンタルモーター株式会社と出会い、「モノづくりってすごい!」と感銘を受けました。

オリエンタルモーター株式会社について教えてください。

「「標準品」が世界中のビジネスを支え続ける」という社長の言葉の元、幅広い分野に用いられる精密小型モーターや駆動回路の開発・製造を行い、 世界中に販売拠点を展開することで事業を発展させています。 いつの時代もお客様の声に耳を傾け、ニーズに合った製品を、 いつでもどこでも短納期でリーズナブルにお届けできる「標準品」としてバリエーション展開しています。
私たちのモーターは、駅の自動改札、銀行のATMや回転寿司のレーンなどの身近な動きから、 病院の検査装置やスマートフォン・パソコンなどの電子機器に使われる半導体製造装置、 電子部品検査装置といった最先端技術まで、さまざまなシーンで活躍しています。 動力用・制御用・冷却用など50,000種類以上の製品を取り揃え、 長年にわたり蓄積された技術力、きめ細やかな営業力、 国内外100カ所以上の販売網で世界中いつでもどこでもあらゆる「動き」のニーズに応えています。

宮本さんのお仕事について教えてください。

私は1年目からお客様ご相談センターという部署にいます。全てのお客様の窓口として、購入前から購入後まで様々な問合せに対応しています。正確で迅速な回答と併せて「なぜ問合せたのか」背景を確認することで+αのご提案ができるよう心がけています。
最初は専門用語も多く大変でしたが、先輩や技術の方に教えてもらいながら少しずつ話が出来るようになりました。先輩は優しい人ばかりでいつでも相談しやすい雰囲気の職場です。
この業務でやりがいを感じるのはやはり「お問合せが解決できた時」です。中々うまくいかず、何日もかかった問合せが解決した時は、お客様と一緒に喜びました。社会人5年目の今、セミナー講師や他部署への情報展開など、できる業務が増えてきました。今後は後輩のフォローなどもできるようになりたいですね。

失敗談などはありますか。

少し業務に慣れた頃、色々と調べて自力で回答出来たことがありました。最初は1人で出来たと嬉しい気持ちもあったのですが、調べるのに時間がかかったことでお客様をお待たせしてしまっていたことに気付きました。先輩に相談しながら進めていればもっと早く回答できたはず。それからは「お客様目線」でどうすべきか考えるようになりました。

学生に一言お願いします。

社会人とは違い、学生の頃は時間がたくさんあります。勉強や部活でも海外旅行でも、何でも良いので、せっかくある時間を自分のやりたい事、やってみたい事に使ってください。そしてそれを一生懸命やることが大事だと思います。「何を頑張るか」ではなく「これをやってよかった」と思えることが大事なのではないでしょうか。学生生活、頑張ってください!

【取材】
高橋 正道(文学部3年生)、門井 理沙 (国際学部2年生)
【記事】
高橋 正道 (文学部3年生)

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