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社会学部

社会学部 社会共生実習「大津エンパワねっと」
「学生力×地域力=∞」大津で学ぶ、大津に学ぶ。
地元のみなさんからいただいた真剣アドバイス ~大津エンパワねっと前期報告会~

2017.10.25地元のみなさんからいただいた真剣アドバイス ~大津エンパワねっと前期報告会~

社会学部 社会共生実習「大津エンパワねっと」

「大津エンパワねっと」は瀬田学舎の地元である滋賀県大津市の2つの地域(瀬田東学区と大津中央地区)を舞台に、地域の皆さんと1年間にわたってコラボしながらまちづくりを学ぶプログラムです。

前期のテーマは「地域課題の『発見』」。担当の地域が長年抱える「問題」や、地元の方々も見過ごしがちな「長所」を見つけるのがミッションでした。

1年間の折り返しとなったのが、前期末の報告会(7月30日(日)開催)です。

私たちのチームは、数週間のフィールドワークで課題を探した結果、「子どもの防災意識」について取り組むことにしました。前期報告会では、調査した記録と今後の展望をポスターにまとめて発表しました。

報告会には、瀬田東でお世話になった方や、大津中央の方など、多くの地域の方々に来ていただきました。多くの人の前で自分たちの活動を発表するのは非常に緊張しました。

発表が終わると、地域の方々と質疑応答という形で地域課題と調査結果についてお話させていただきました。地域の方々からは、「子どもを対象にした防災というテーマについてはすごくいいテーマだ」とお褒めの言葉をいただきました。その一方で、「まとまっていない」「調べ足りない」など様々なご意見やアドバイスもいただきました。

地域の方々のお話からは、全力で地元をよりよくしていこうという強い思いを直(じか)に感じ、非常にありがたいお言葉だと気づきました。報告会は、自分たちの調査結果を地域の方々に知ってもらうだけでなく、地域の方々と語り合い、深くかかわることで、自分たちの活動のモチベーションをより高める意味もあるのだろうと考えるに至りました。

後期は前期に見つけた「課題」をいかにして解決するかを考え、実践していくことになります。報告会で受けた感覚を忘れずに、今後の調査や取り組みをやっていきたいと思います。