I 龍谷大学の使命と基本方針

使命

龍谷大学は、建学の精神(浄土真宗の精神)に基づく、すべての「いのち」が平等に生かされる「共生(ともいき)」の理念のもと、「人間・科学・宗教」の3つの領域が融合する新たな知の創造に努めるとともに、人類社会が求める「次代を担う人間」の育成を図り、学術文化の振興や豊かな社会づくり、世界の平和と発展に貢献することを使命とする。

龍谷大学は、1639(寛永16)年に創設された僧侶養成を担う西本願寺の学寮にはじまり、以降370年にわたり、浄土真宗の精神に基づく人間教育を実践し、社会に貢献できる有為な人間を育成してきた。その長きにわたる歴史の中で、常に新しいものを取り入れる進取の精神を持った先人たちの努力によって、現在では、7学部1短大8研究科1専門職大学院を擁する総合大学に発展した。

第5次長期計画の策定において新たな大学像を掲げるにあたり、こうした使命に基づいて、以下の基本方針を定める。

基本方針

(1)教育にかかる基本方針

建学の精神に基づいて、「平等」、「自立」、「内省」、「感謝」、「平和」の意味を深く理解し、豊かな人間性と共生(ともいき)の精神を涵養するとともに、人間教育、教養教育、専門教育を通じて、「広い学識」と「進取の精神」を持って人類社会に貢献する人間を育成する。

(2)研究にかかる基本方針

総合大学としての多様性と学際性を生かし、伝統と地域を基盤にした特色ある研究や国際水準の強みのある研究に取り組み、国際的な学術文化の向上と科学技術の振興、地域社会の発展に寄与する。

(3)社会貢献にかかる基本方針

社会の要請に応じて、産業界や行政、NPO、NGO等と連携を図りながら、社会人等に対して、生涯にわたる多様な学びの機会を提供するとともに、研究や社会連携活動を通じて持続可能な社会形成に寄与する。

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