親和会だより


保健管理センターの主な業務紹介

○定期健康診断
 全学生を対象に、毎年3月から4月にかけて学生定期健康診断を実施しています。
 検査項目は、胸部X線撮影のほか、問診、身体計測、尿検査、必要に応じて内科診察が追加されます。
 一般的に、大学生は、他の年代に比べて病気にかかる率も低く、健康に対する関心は低いようです。しかし、下宿生活や深夜のアルバイトなど不規則な生活から、健康を害する場合も少なくありません。保健管理センターでは、自らの健康づくりに定期健康診断を積極的に活用していただくため、ポータルサイトで健康診断結果を各自が閲覧できるようにしていますが、再検査・健康相談を呼びかけても来所せず、就職活動など健康診断書が必要になってから、あわてて駆け込む学生も見られます。
 肥満や高脂血症など生活習慣病の芽は、すでに学生時代の生活習慣から始まっており、急に生活習慣を改善しても効果はすぐには出ません。
 保護者の皆さまからもお子様が帰省された際に、今一度、健康状態や生活習慣に注意を促していただくよう、よろしくお願いいたします。
定期健康診断

○診療

 保健管理センターには、看護師による応急処置のほか、保険医療機関の指定を受けた診療所が併設され、体調の悪いときは、医師の診察を受けて、薬をもらうことも可能です。
 診療科目は「内科」と「精神科」で、精神科のみ予約制です。
受診の際には、「健康保険証」が必要で、一般の病院と同じく自己負担分のみ窓口にてお支払いいただきます。
「健康保険証」のコピーを持参する学生がいますが、医療機関では、使用できず自費での診療となります。親元から離れて通学している場合、必ず本人用の保険証として、「遠隔地被保険者証」を取り寄せ、学生に持たせるようにしてください。
保健管理センターHP:http://www.ryukoku.ac.jp/hoken/

TEL:深草/075-645-7879  大宮/075-343-3322  瀬田/077-543-7781


○健康(からだとこころ)の相談

 本学では、対人関係や修学の悩みなど、身近な相談窓口として「なんでも相談室」をはじめ、臨床心理士による「こころの相談室」や精神科医による相談枠を設けています。
 また、お子様が学生生活に関して、悩みやストレスを抱えていると気づかれたような場合は、保護者の方の相談も随時、受けています。
 必要に応じて学外の相談機関や診療所・病院などの紹介もおこなっておりますので、気軽にご相談ください。


○敷地内禁煙について

 本学では、2009年4月から敷地内全面禁煙を実施しています。学生がタバコを吸い始める理由は、「カッコ良いから」、「友達や先輩が吸うから」、「ストレス解消」などが多いようです。
 しかし、一度吸い始めると、なかなかやめることができず、吸い始めたことを後悔している人も少なくありません。また、吸い始めの年齢が早ければ早いほどニコチン依存症になりやすく、疾病リスクも高くなります。
 吸い始めるのか、吸わずにいるかという問題は、その後の一生を大きく左右する「一世一代の決断」と言えます。保健管理センターでは、大学に入ってから吸い始めることのないよう、新入生オリエンテーション時にタバコについて取り上げ、禁煙指導をしています。このほか、喫煙している学生で禁煙を希望する学生には、医師による禁煙相談やニコチンパッチの無料提供などをおこない、吸わない学生を社会へ送り出す取り組みをおこなっています。
 企業や公共施設・学校現場では、禁煙化が進み、「就職活動においても損をする」と言えます。禁煙は、本人だけでなく家族や周りの人の理解や協力が必要です。
 ご家庭でも、禁煙について話し合ってみてください。

敷地内全面禁煙

敷地内全面禁煙




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