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農学部

農学部 1期生チーム
食と健康の未来を育む from NOU
龍大初!スモーキーな授業!?

2017.12.27龍大初!スモーキーな授業!?

農学部 1期生チーム

皆さんはジャムやバター、豆腐や味噌、蒲鉾、果物の缶詰などの加工品が、どうやって作られているか知っていますか?スーパーで簡単に手に入る、とても身近な食品ではありますが、実際にどうやって作られているのかを知る機会は少ないですよね。食品加工学実習は、そんな身近にある加工品がどのように作られているのかを学び、さらに自分たちで実際に作ってみよう!という授業です。

私たちは、9号館にある食品加工実習室で、龍谷大学で採れた大豆を使用した豆腐や味噌、蒲鉾、パイナップルの缶詰などの加工体験をしました。今回は、中でも人気があった燻製の実習についてご紹介します。燻製とは、食品に高温の煙(燻煙)を当て、その成分を吸収させる事によって殺菌・防腐を行う加工方法のことです。これによって、食品の保存性が高まるとともに、特有の風味が生まれます。和食に欠かせない鰹節や秋田県名物のいぶりがっこは、日本の伝統的な燻煙食品です。

今回はナッツとベーコン、そして滋賀ならではの鮎とビワマスの燻製を行いました。燻製器に吊り下げられたビワマスと鮎の姿はなかなかシュールです。きっと美味しいに違いない!と先生も気合がみなぎります。食材を燻製器に入れ、燻すこと約120分、綺麗な色の燻製が出来上がりました。それらはもちろん、自分達で頂きます。口にした途端に、燻製独特の風味が広がりました。燻製した鮎とビワマスは、まさに絶品でした。

このように、身近にある加工品がどんな材料からどのような方法で作られているのかを知ることも、管理栄養士にとっては大切です。

管理栄養士になるための勉強は幅広く、覚えなければならないことはたくさんありますが、少しずつ知識が身についてきているのではないかと感じます。実践を学びにつなげ、一歩ずつ成長していきたいです。

川辺 実和(京都府立嵯峨野高校卒業)