大宮図書館改修工事が完了し、竣工式が行われました。
2003年3月から2年半にも及ぶ改修工事を終え、この1月に完全リニューアルした大宮図書館の竣工式が2月17日に大宮学舎本館講堂で執り行われました。

焼香をする神子上学長

大宮図書館正面玄関前でのテープカット

初お目見えした陶板画
「ゴビ砂漠を行く大谷探検隊」
式典には、神子上学長をはじめ法人理事、同窓会関係者など多数列席し、村永事務局長から「レトロな外観を残しつつ、旧図書館の中庭部を改修して、貴重書庫や閲覧室を設けたり、環境への配慮としてタスクアンビエント方式(必要な部分に効果的な照明・空調を行なう方式)を採用した」等、今回の改修のポイントについて報告がなされました。また、龍谷大学文学部・短期大学部同窓会から「ゴビ砂漠を行く大谷探検隊」の陶板画が寄贈され、その目録が千葉同窓会長から不二川理事長に渡されました。
式典後は、大宮図書館正面玄関(大宮通側)でテープカットが行なわれ、引き続き大宮図書館改修竣工を記念して、龍谷大学文学部・短期大学部同窓会から寄贈された陶板画「ゴビ砂漠を行く大谷探検隊」の除幕式がありました。初めてお目見えした陶板画は、縦3.7m×横約12mと大きく、3階北面の壁に掲げられています。
今回の改修工事で、より充実した環境になった点は、以下のとおりです。
- ・閲覧室の増設と書架が広くなり、利用しやすくなった。
- ・ゆったりと調べられるブラウジング参考図書コーナーを設置
- ・様々な視聴覚機器を備えるAVコーナーやマイクロフィルム資料室の設置
- ・国宝・重要文化財等を中心とした貴重書の保存書庫(龍谷蔵)(写字台文庫室)等を設置
- ・積層書庫の環境整備
- ・貴重書閲覧室の設置
- ・各階へのアプローチは、段差のないバリアフリーになった。

貴重書の保存書庫「龍谷蔵」

広くなった書架と閲覧室

様々な視聴覚機器を備えるAVコーナー

ガラス張りが特徴の
中央エレベーター