2015.11.1「同性婚」
畠山ゼミでは3年生の前期(4月)から、卒論に向けて少しずつ準備を進めるために個人報告が始まります。私は報告テーマに、「同性婚」を選びました。「同性婚」と言えば、東京都渋谷区で条例が制定され話題のトピックです。
現在日本では、同性同士の婚姻は認められていません。認められている国もあるなかで、日本で認められていないのはなぜか不思議ではありませんか?
そして人口の7.6%がLGBTという調査結果が報告されました。この割合は、左利きの人の割合と同じぐらいだそうです。私の友人のなかにもLGBTがいます。もし友人が結婚したいと思っても今の日本ではできない、するなら日本で結婚してほしい!という思いから「同性婚」をテーマに選びました。
報告を行いゼミのメンバーから、考えてもみなかったキーワードをもらったり、「どうして同性婚が受け入れられないのか」という質問をもらったりしてから、調べてみると同性婚問題の背景には家族制度や社会構造の移り変わり、女性の社会進出などが深く関わっていることが分かりました。かなり根深い問題であることが分かり驚いていますが、これを調べきれば、同性婚の法制化に近づくのではないかと、調べを進めています。
研究に直結するわけではありませんが、当事者となる人たちに会いたいと思い、大阪で開催されたレインボーフェスタ2015に行きました。会場にいた方々全員が自分らしく行動してキラキラしており、同性婚を認める社会=ひとりひとりを認める社会なのではないかと考えるようになりました。
山下 由規乃