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短期大学部

阪口春彦ゼミ
世界を変えられる自分に変わる。
観光の概念に変化…

2017.08.22観光の概念に変化…

短期大学部 阪口春彦ゼミ

我々阪口ゼミ1年生は、ゼミ発足からまだ1ヶ月も経たないニューフェイスではありますが、8/1(火)に国際福祉フィールドワークに参加してきました。

今回の活動は日本に住んでいる私たちが普通に生活しているだけではなかなか体験することのできない“日本文化の体験”を行いました。

活動内容は大きく分けて次の3つです。

  • 中国人の方が経営するお店で浴衣の着付け体験
  • 浴衣を着て祇園、河原町周辺を散策し、外国人観光客と交流
  • 外国人観光客の方々と一緒に英語でのレクチャーを受けながらの茶道体験

観光を目的として海外から、日本、京都に来てくださる方はたくさんいますが、日本に興味を持つきっかけは人それぞれです。
漫画、日本語、歴史、日本食…
しかし、その観光客の中には来日してみると、当初持っていた日本のイメージが変化したという人が少なくないのです。

着付けをしていただいた中国人オーナーさんは、「自分自身が学生時代に来日して、中国にいた時の日本のイメージとのギャップに驚き、日本の文化に感心した。この日本の良さを発信していくことができるのは日本に訪れた観光客であり、観光客が日本で感じたことを母国へ持ち帰り、伝達していくことで日本の魅力を知る人の輪を広げていく。」と話されていました。

観光客の方が持つ日本のイメージというのは、出身国の政治・社会的背景により左右されていることがあります。好印象を持っている国の人もいれば、その逆の人もいます。

日本人である私たちが体験することで、改めて日本文化の美しさに気づくことができ、日本文化を発信し、多文化理解、多文化共生を進めていく手段として「観光」を重要視すべきだと感じました。

野口 和香(鹿児島県立加治木高校卒業)