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法学部

中島琢磨ゼミ
戦後日本外交に関するリサーチ
5月26日のゼミと前期のゼミ活動の紹介

2017.07.285月26日のゼミと前期のゼミ活動の紹介

法学部 中島琢磨ゼミ

中島ゼミでは、日本政治外交史に関する文献講読と、ディスカッションを行っています。昨年度後期には、五百旗頭真『日米戦争と戦後日本』(講談社学術文庫)をテキストとしながら、戦前・戦中・戦後の日米関係の流れを発表形式で勉強しました。今年度、You, Challengerの法学部担当ゼミとなり、これからこの場を通じてゼミ活動を紹介していきます。

今期のゼミでは、まず4月と5月に小論文の構想発表を行いました(3回生)。そしてこれからの活動として、6月に文学部歴史学科の嘉戸ゼミとの合同ゼミ(3回生)と、今年公開された日本外交文書の読解(4回生)を予定しています。一年間のリサーチ活動の一部は、12月の法学部政治系ゼミ合同報告会で発表する予定です。

今日(5月26日)のゼミでは、10月21日に予定している法政大学森ゼミと一橋大学青野ゼミとの合同ゼミ企画に向けた準備を行いました。合同ゼミでは、朝鮮半島情勢をテーマに様々な観点から議論やシミュレーションを行う予定です。この企画ですが、昨年度は森ゼミと京都で行い、尖閣諸島問題、アメリカ本土テロ問題、朝鮮半島情勢について報告後、日本側とアメリカ側に分かれてシミュレーションを行いました。

この日は、昨年度の合同ゼミで報告された4回生に来ていただき、今年の準備に向けて、朝鮮半島問題について報告をしていただきました。冷戦期の朝鮮半島情勢の推移から、北朝鮮情勢に対する大国間の思惑の差異、現在の朝鮮半島情勢に至るまで、幅広く関心を持つことが出来ました。

引き続きゼミでは、1945年から1953年(朝鮮戦争休戦)までの朝鮮半島情勢、1953年から冷戦終結までの朝鮮半島情勢、および冷戦終結後の朝鮮半島情勢の3つの時期にわけて、グループをつくって勉強していこうと考えています。

辻 祐児(滋賀県立米原高校卒業)