2018.07.27学会発表報告

理工学部　奥健太 研究室

現在私たち奥研究室は、人とコンテンツとの出会いを支援するシステムの開発をテーマにしており、観光を軸にスポットやドライブルートなどの情報推薦の研究を日々取り組んでいます。

今回の活動では、同じゼミで研究を行っている修士1年 川俣 光司が、広島県 大久野島休暇村で2018年6月17日から18日にかけて開催された、「第12回Webインテリジェンスとインタラクション研究会（WI2研究会）」にて研究発表を行いました。
WI2研究会の詳細は以下のリンクよりご参照ください。
WI2研究会

ここで、発表内容について紹介したいと思います。

ドライブの楽しみ方の一つとして、海沿いや山道など好きな景色を眺めながら走りたいという要求もあります。本研究では、景観を考慮したルートを推薦する景観アウェアルート推薦システムを提案を行いました。本システムでは、各景観の要素に着目したルート探索を行います。さらに、ルート探索時間の削減のために大まかなルート探索の後、詳細なルート探索を行っています。これにより、従来手法と比較して大幅なルート探索時間の軽減を可能としました。このシステムでは１つの景観を軸にルート探索を行っていましたが、今後、景観の移り変わりなども考慮したシステムの改良を考えています。

川俣 光司（滋賀県立彦根工業高校卒業）
猪口 真吾（桃山学院高校卒業）
黒田 脩平（京都府立向陽高校卒業）
田矢 康祐（三重県立上野高校卒業）
湯浅 智紀（滋賀県立玉川高校卒業）