Features

深草キャンパス

「深草を森にする」
サステナビリティ実現に向けた
森のキャンパスへ

深草キャンパスの創造コンセプトは「深草を森にする」。社会学部の移転により社会科学系の学部を集結し、多様性を象徴する森のキャンパスを創設します。施設整備では、キャンパスの各所に深草の森を体現する豊かな緑地や、ベンチ、パーゴラを設置。ポストコロナを見据えたこの未来のキャンパスは、学生や教職員はもとより地域の方なども集い、多様な交流の中心となる社会科学の集積拠点を目指します。

なお、深草の森は、2024年度に策定した「サステナビリティ基本方針」※3におけるサステナブルキャンパス具現化の一つであり、持続可能(サステナブル)な社会の実現に寄与する「知の森」「緑の森」「共生の森」の意味を込めています。

「知の森」とは、社会科学の叡智を結集しつつ、多様な他分野との連携・共創を通じて、知の創造と新たな価値を創出するキャンパスになることを表現しています。
「緑の森」とは、キャンパス内に多くの在来植物を植え、緑あふれるキャンパスを作ることを表現しています。キャンパスの東に位置する稲荷山、琵琶湖疏水と、西を流れる鴨川とを繋ぐ地理的特徴を活かして、深草キャンパスが地域の生態系ネットワークのハブとなることをめざします。
「共生の森」とは、地域との関係の中で、キャンパスの意義を再定義し続け、大学と地域とが支え合いながら、ともに「まごころ」を持って生き、生かされる共生の場となることを意味しています。

  • 灯炬館
  • 灯炬館
  • 灯炬館
  • 慧光館
  • 慧光館
  • 慧光館
  • 聞思館
  • 聞思館
  • 聞思館
  • 結連橋

深草キャンパス 施設整備概要

今回の改修により、講義室は、約5,000席、食事スペースは約900席を新設し、課外活動スペースは、従来の延べ床面積と比較して約2.3 倍になりました。
北・南・西にエリア分けし、教育・研究・社会貢献及び大学運営をより効果的に推進するため各機能のゾーニングを行いました。これまで一般道路で隔てられていた南エリアと北エリアを上空通路(結連橋)で接続してシームレスに一体化することで、南北一体となった教育・研究エリアの実現を目指しています。

南エリアには、社会連携を推進するRyukoku Extension Center やインキュベート施設、一般開放のカフェを配置しており、より一層、地域社会との一体化も促進。また、西エリアには、学生の課外活動の拠点として、トレーニング室や音楽系サークル練習室等を配置。

そして、各棟には、多様な人々が集うキャンパス機能として「だれでもトイレ」を整備。これは、ジェンダー問題に関心が高い学生と教職員が連携して計画したものです。

2024年7月、上空通路(歩道橋)の基礎となる鉄骨が設置され、深草キャンパスの北エリアと南エリアが繋がりました。
鉄骨の設置においては、計3日間、夜間から早朝にかけて交通規制を行い、工事を実施しました。

工事の様子をご覧ください。