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国際学部

八幡耕一ゼミ
真実を求め、真実を顕かにする市民になる。
【3年生】MOOCでのジャーナリズム学習2か月経過・ゼミ生合同ディベート大会開催

2017.01.13【3年生】MOOCでのジャーナリズム学習2か月経過・ゼミ生合同ディベート大会開催

国際学部 八幡耕一ゼミ

八幡ゼミ3年生は、先々月から引き続き、海外大学のMOOC(大規模オンライン講座)で開講されているジャーナリズム授業を基に、学習を行っています。2ヶ月が経過し、内容も初回と比べて高度になっています。世界のニュースを題材とし、日本では通説と言い難い“ジャーナリスト”としての考え方を学ぶことで、異なる価値観に直面し、物事を批判的に見る視野が育まれていると思います。


内容の高度化に伴い英語も難化しているので、ゼミ生はTA(Teaching Assistant) の留学生に対して質問することも多くなりました。TAの留学生は、先生のオフィスに週2回ほど滞在し、MOOCに関する質問に答えてくれます。オフィスではほぼ毎週、英語の質問や雑談をしに通うゼミ生が見られます。


また、今年度最後のゼミでは、3回生・4回生合同で、ディベート大会も行われました。
テーマは、「外国人労働者を日本へ受け入れるべきか」、「人工知能が書き下ろした書籍の出版に賛成か反対か」です。テーマに基づき同学年が2班に分かれ、同学年同士で対抗しました。


準備期間があまり取れなかったものの、どの班も協力し、賛成反対の立場を十分理解した上でのディベートになったと思います。


私の班は「人工知能が書き下ろした書籍の出版に賛成か反対か」、の賛成意見を担当しました。主張としては、人間の発見力は必要不可欠であるという前提の元、人間と人工知能の得意な部分を使い、共作した書籍の出版によって、新たな時代・価値観を認めることになるのではないか、と述べました。ディベートで最も難しかったのは、グループ全員として、使う主張の取捨選択を、限られた時間で行うことでした。事前に相手の主張の予測をして、全員が準備していたからこそ、本番での取捨選択はスムーズに出来たと思います。ディベートを通して、グループワークの難しさと楽しさを学びました。


部坂 菜津子(山口県立宇部高等学校卒業)